世界劇団「零れ落ちて、朝」再演ツアーが広島で本日スタート

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世界劇団「零れ落ちて、朝」が、本日3月22日に広島・JMSアステールプラザ 多目的スタジオで開幕した。

世界劇団「零れ落ちて、朝」チラシ表

世界劇団「零れ落ちて、朝」チラシ表

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「零れ落ちて、朝」は、2023年に上演された作品。再演となる今回は、広島・三重・東京でツアーが行われる。脚本・演出を本坊由華子が手がける本作では、外科医である本坊の父とグリム童話「青髭」をモチーフに、医師の戦争犯罪である生体解剖実験と絡め、“戦後日本の闇の病巣”を描き出す。

開幕に際し本坊は「本作品は、各地で好評を得て、私の演劇人生の中で一つの到達点と呼べる作品となりました。これまで培ってきた膨大な蓄積の上で、これ以上にない贅沢なクリエーションをしております。私は今後、この作品以上のものを創作できるのか、これ以上の濃度の創作ができるのか、定かではありません」「初演では絶対にできないレベルの創作をしています。ぜひとも劇場に足をお運びください。これ以上にない観劇体験ができるのではないでしょうか」とコメントしている。

広島公演は明日3月23日まで。本作はその後、4月12・13日に三重・三重県文化会館 小ホール、12月25日から28日まで東京・吉祥寺シアターでも上演される。東京公演のチケット一般販売は10月26日にスタート。

本坊由華子コメント

2023年に国内5都市上演を果たした「零れ落ちて、朝」が、本年再演する運びとなりました。

本作品は、各地で好評を得て、私の演劇人生の中で一つの到達点と呼べる作品となりました。

これまで培ってきた膨大な蓄積の上で、これ以上にない贅沢なクリエーションをしております。

私は今後、この作品以上のものを創作できるのか、

これ以上の濃度の創作ができるのか、定かではありません。

二人の舞台俳優と身体を重ねると、すぐに身体の感覚が蘇ってきました。

再演の強度を感じています。

初演では絶対にできないレベルの創作をしています。

ぜひとも劇場に足をお運びください。

これ以上にない観劇体験ができるのではないでしょうか。

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世界劇団「零れ落ちて、朝」

2025年3月22日(土)・23日(日)
広島県 JMSアステールプラザ 多目的スタジオ

2025年4月12日(土)・13日(日)
三重県 三重県文化会館 小ホール

2025年12月25日(木)〜28日(日)
東京都 吉祥寺シアター

スタッフ

脚本・演出:本坊由華子

出演

⼩林冴季⼦ / 本⽥椋 / 本坊由華⼦

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