鳥越裕貴ら出演「極めてやわらかい道」開幕に潤色・演出の川名幸宏「心の汗をびっしょりかいて」

GORCH BROTHERS PRESENTS「極めてやわらかい道」が、昨日3月20日に東京・本多劇場で開幕した。

「極めてやわらかい道」は2011年にゴジゲンで初演され、2018年公開の映画「君が君で君だ」の原作となった松居大悟の戯曲。劇中では、向かいの木造アパートの隙間から10年間、“姫”を見守っている兵士たちの物語が描かれる。なお今回の上演では、松居の演出助手を務めた経験を持つ川名幸宏が、潤色・演出を担当。出演者には鳥越裕貴、多和田任益、荒井敦史、長友郁真、灰塚宗史、長南洸生、永島敬三、本折最強さとしらが名を連ねた。

開幕に際し川名は「濃密すぎて窒息しそうな体験が、私の演劇の原風景です。あの鬱屈とした薄暗い空間で繰り広げられる、アンダーグラウンドな、毒々しい危険な香りのする場所にワクワクして、気がついたら演劇を始めていました。『極めてやわらかい道』は、そんな私の原風景のひとつ。心の汗をびっしょりかいて、窒息していただけたら嬉しいです」とコメントした。

上演時間は1時間45分。公演は3月30日まで行われる。

GORCH BROTHERS PRESENTS「極めてやわらかい道」

2025年3月20日（木・祝）〜30日（日） ※公演終了
東京都 本多劇場

スタッフ

作：松居大悟
潤色・演出：川名幸宏

出演

鳥越裕貴 / 多和田任益 / 荒井敦史 / 長友郁真 / 灰塚宗史 / 長南洸生 / 永島敬三 / 本折最強さとし

スウィング

松尾敢太郎

大橋紀美子（声の出演）：砂田桃子