“言葉にまつわる苦難”を描く、ロマングラス番外公演「雨の音、言葉のカタチ」開幕

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ロマングラス番外公演「雨の音、言葉のカタチ」が、昨日2月26日に東京・カフェムリウイにて開幕した。

ロマングラス番外公演「雨の音、言葉のカタチ」より。

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ロマングラス番外公演「雨の音、言葉のカタチ」より。

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ロマングラスは2018年に髙山拓海が立ち上げた演劇創作団体。本作では、“雨が降るたびに言葉が消えていく世界”で生きる人々が描かれる。出演者には佐々木悠華、染谷桃香、倉持菫、羽瀬一千夏、南朱夏が名を連ねた。

ロマングラス番外公演「雨の音、言葉のカタチ」より。

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開幕に際し、作・演出を務める髙山は「本作は、自分の苦難から生まれたものです。その苦難は言葉にまつわるものであり、誰しも持ちうるものでもあります。けれど、他者のそれには、多くの場合不寛容になってしまう。だからこそ、言葉にまつわる苦難はなくなりません。そういった苦難を、描くことはできないか。そういった苦難を、どうしたら改めて考えてもらえるのか。今までも、今も、これからも、ずっと考え続けなければならない。そんな苦難の物語です」と語った。

ロマングラス番外公演「雨の音、言葉のカタチ」より。

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上演時間は約1時間10分。公演は3月2日まで。

髙山拓海コメント

幕が開きました。

幕が開いたとき、いつも必ずその物語の書き始めを思い出します。

あの時、あの場所で、この物語を思いついた。その時自分はどんな心情で、どんな環境の中で生きていたのか。など、自分も一人の観客のように、作品の言葉を聞いています。

本作は、自分の苦難から生まれたものです。その苦難は言葉にまつわるものであり、誰しも持ちうるものでもあります。けれど、他者のそれには、多くの場合不寛容になってしまう。だからこそ、言葉にまつわる苦難はなくなりません。

そういった苦難を、描くことはできないか。

そういった苦難を、どうしたら改めて考えてもらえるのか。

今までも、今も、これからも、ずっと考え続けなければならない。そんな苦難の物語です。

多くの方々のお力添えのおかげで、ここまでくることができました。

本当に、深く感謝いたします。

ロマングラスなりの言葉のカタチを、ぜひ会場でご覧ください。

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ロマングラス番外公演「雨の音、言葉のカタチ」

2025年2月26日(水)〜3月2日(日)
東京都 カフェムリウイ

スタッフ

作・演出:髙山拓海

出演

佐々木悠華 / 染谷桃香 / 倉持菫 / 羽瀬一千夏 / 南朱夏

公演・舞台情報
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