ロマングラスは2018年に髙山拓海が立ち上げた演劇創作団体。本作では、“雨が降るたびに言葉が消えていく世界”で生きる人々が描かれる。出演者には
開幕に際し、作・演出を務める髙山は「本作は、自分の苦難から生まれたものです。その苦難は言葉にまつわるものであり、誰しも持ちうるものでもあります。けれど、他者のそれには、多くの場合不寛容になってしまう。だからこそ、言葉にまつわる苦難はなくなりません。そういった苦難を、描くことはできないか。そういった苦難を、どうしたら改めて考えてもらえるのか。今までも、今も、これからも、ずっと考え続けなければならない。そんな苦難の物語です」と語った。
上演時間は約1時間10分。公演は3月2日まで。
髙山拓海コメント
幕が開きました。
幕が開いたとき、いつも必ずその物語の書き始めを思い出します。
あの時、あの場所で、この物語を思いついた。その時自分はどんな心情で、どんな環境の中で生きていたのか。など、自分も一人の観客のように、作品の言葉を聞いています。
本作は、自分の苦難から生まれたものです。その苦難は言葉にまつわるものであり、誰しも持ちうるものでもあります。けれど、他者のそれには、多くの場合不寛容になってしまう。だからこそ、言葉にまつわる苦難はなくなりません。
そういった苦難を、描くことはできないか。
そういった苦難を、どうしたら改めて考えてもらえるのか。
今までも、今も、これからも、ずっと考え続けなければならない。そんな苦難の物語です。
多くの方々のお力添えのおかげで、ここまでくることができました。
本当に、深く感謝いたします。
ロマングラスなりの言葉のカタチを、ぜひ会場でご覧ください。
ロマングラス番外公演「雨の音、言葉のカタチ」
2025年2月26日(水)〜3月2日(日)
東京都 カフェムリウイ
スタッフ
作・演出:髙山拓海
出演
リンク
ステージナタリー @stage_natalie
“言葉にまつわる苦難”を描く、ロマングラス番外公演「雨の音、言葉のカタチ」開幕(舞台写真 / コメントあり)
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