「誕生の日」は、2020年に
開幕に際し、田村は「人間関係の中に潜む無意識や無自覚、その残酷さをどうにか言葉に、台詞に、物語に、と挑んだ作品……初演の時からつい先日までそう思っていました。しかし稽古が始まり、芝居のアップデートを試みているうちに、人間関係よりも“個”としての生き方や自意識に焦点が当たるようになっていきました。人は誰しもコンプレックスを持っています。それとどう向き合い、どう折り合いをつけるのか……そんな物語になりました」と再演の手応えを語る。続けて、「登場人物たちはそれぞれのコンプレックスに蓋をしながら社会生活や友人関係を築いています。その蓋が外れてしまったとき、どんな選択をするのか。特に主人公である加寿美がアップデートする瞬間をぜひ劇場でご覧いただければと思います。下北沢ザ・スズナリでお待ちしています」と観客にメッセージを送った。
公演は2月2日まで。
ONEOR8「誕生の日」
2025年1月23日(木)〜2月2日(日)
東京都 ザ・スズナリ
スタッフ
作・演出:
出演
スウィング:
※U-25、U-18チケットあり。
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劇団・ONEOR8 @oneor8_kousiki
演劇ナタリーさんに掲載していただきました☺️✨
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コンプレックスに蓋をしながら生きる主人公描く、ONEOR8「誕生の日」再演スタート(舞台写真 / コメントあり) https://t.co/0BzT2AhKKx