音楽と演劇が“しっかりと融合”、ヌトミックの音楽劇「何時までも果てしなく続く冒険」スタート

ヌトミック「何時までも果てしなく続く冒険」が、本日1月17日に東京・吉祥寺シアターで開幕する。

これは、ヌトミックにとって、2021年に初演され、第66回岸田國士戯曲賞の最終候補作となった「ぼんやりブルース」以来、約4年ぶりとなる新作の劇場長編作品。額田大志が作・演出・音楽を手がける本作では、現代の東京を舞台に、数奇な人生を送った男の物語が音楽劇として展開する。出演者には、佐山和泉、矢野昌幸、ヌトミックの長沼航、原田つむぎといった俳優陣に加え、ベルギーと日本を拠点に活動するソプラノ歌手の薬師寺典子、トラックメイカー・シンガーのermhoiが名を連ねている。またギタリストの細井徳太郎、ドラマーの渡健人、シンセサイザーの額田が参加し、全編生演奏で上演される。

開幕に際し、額田は「音楽と演劇という近いようで遠いような二つの表現が、しっかりと融解した、そんな作品になりました。それは全編が生演奏であるということだけでなく、一音、一語に込めた手触りにどこまでもこだわり抜いた、そういうことができたチームだったからこそ誕生した作品です。劇場で観てよかった、と思えるような上演でもあると思います。吉祥寺シアターでお待ちしています」とコメントした。上演時間は約1時間40分で、公演は1月19日まで。