幾何学おばけは、舞台を中心に“ちょっと不思議で奇怪な体験”を届けるユニット。今回はかるがも団地の藤田恭輔、パキケファロ長崎による脚本と、パキケファロ長崎の演出による「なんとかなるんじゃないすかね」を立ち上げる。
新卒で入った会社で働き続けて5年となる“私”は、いろいろなことを諦め、目をつぶって日々をやり過ごしていた。ある日、数年ぶりに故郷に帰ると、視界の端にいるはずのない彼女の人影が映って……。
上演に際し、パキケファロ長崎は「社会に出てから、演劇活動を始めてから数年が経ち、公私ともに『なんとかなる』ことが多くなりました。経験であったり、信頼できる人との関係性の構築であったり、そういったものが得られた結果、自ずと問題解決のための知識や手段が自分の中に蓄積していったのだと思います。些細な問題であれば、さほどうろたえることなく、上手く片付けることができるようになってきました。ただ一方で、それは『なんとかなっている』というだけで、順風満帆に物事が進んでいたわけではないということを、問題の解決後につい忘れてしまうことがあります。今回の作品はホラーという枠組みを取ってはいますが、現実に潜む『なんとかなったはずのもの』によって背筋を凍らされるようなお話です」とコメントした。
幾何学おばけ 企画公演「なんとかなるんじゃないすかね」
2024年12月20日(金)〜22日(日)
東京都 スタジオ空洞
スタッフ
脚本:藤田恭輔
脚本・演出:パキケファロ長崎
出演
寺杣風花 / ひろなかたけと / 藤井陽平 / 松下芽萌里 / 水口昂之 / 日和しい
※学生、高校生以下割引あり。
水口昂之 @mizuguccinew
ステージナタリーさまに、幾何学おばけ『なんとかなるんじゃないすかね』の情報掲載していただきました!!
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