3作目への架け橋に…PUYEY「おんたろうズ～老々行進曲～」幕開け

PUYEY 6th season「おんたろうズ～老々行進曲～」が、昨日12月13日に福岡・枝光本町商店街アイアンシアターで開幕した。

これは、人間の感情の調和を保つために派遣される神の使い、“おんたろう”を巡る物語。今回上演されるのは、昨年4月に上演された「おんたろうズ」の続編で、「早くおむかえがきて欲しい」と思っている79歳の“友枝さん”とおんたろうの物語が描かれる。出演者には隠塚詩織、五島真澄、高野桂子、立石義江、日髙啓介、松永檀が名を連ねた。

作・演出の高野桂子は「おんたろうズシリーズ2作目となる『おんたろうズ～老々行進曲～』北九州公演が開幕しました。ここで皆さまに表明します。『おんたろうズ』は、三部作になります。三部作にすることで本シリーズの『本当の声を出す』というテーマを追求したいこと。おんたろう共に成長してきた私たちですが、次のステップに進むための区切りを設けようと考えたのが理由です。本作は、三作目への架け橋となるような問いが内包されています。ご期待ください」とコメントした。

上演時間は約1時間40分。福岡公演は明日12月15日まで。その後は21・22日に宮崎・三股町立文化会館で上演される。