レーザーのパズルを楽しんで、コメディアス「レットイットビーム」幕開け

コメディアス 第7回本公演「レットイットビーム」が、昨日11月27日に東京のOFF・OFFシアターで開幕した。

コメディアスは、特定の“モノ”とそれに付随する物理現象を作品のテーマに、舞台上で俳優がその“モノ”と戦うさまを描く劇団。今作「レットイットビーム」では、レーザーと光学を主題にした“レーザーコメディ”が展開する。舞台は古代文明の地下遺跡。神殿の扉を開けるには、太陽の光を扉まで届かせる必要があった。考古学者たちは、鏡を駆使して光路を作ろうとするが……。

開幕に際し、作・演出を担う鈴木あいれは「『レーザーを使った面白い演劇は作れる』という確信だけは始めからあったのですが、その完成形はどういう姿をしているのか、それを作るにはどういう技術が必要なのかということが掴めてくるまでに、ものすごく時間を要しました。 今日上演する作品は『これだこれだ、これが見たかったものなんだ』とようやく思えたものです。 当日パンフレットに印刷されているマップを参照しつつ、いっしょになってレーザーのパズルを楽しんでもらえましたら幸いです」とコメントした。公演は12月1日まで。なお、11月30日18:00開演回の模様がアーカイブ配信される。