光VS人間、コメディアスによる“レーザーコメディ”「レットイットビーム」

「コメディアス 第7回本公演『レットイットビーム』」が、11月27日から12月1日まで東京のOFF・OFFシアターで上演される。

コメディアスは、特定の“モノ”とそれに付随する物理現象を作品のテーマに、舞台上で俳優がその“モノ”と戦うさまを描く劇団。今作「レットイットビーム」では、レーザーと光学を主題にした“レーザーコメディ”が展開する。舞台は古代文明の地下遺跡。神殿の扉を開けるには、太陽の光を扉まで届かせる必要があった。考古学者たちは、鏡を駆使して光路を作ろうとするが……。

作・演出を担う鈴木あいれは「理系の人、パズルゲームが好きな人、とにかくレーザーが見たい人、ぜひ劇場に来ていただければと思います。レーザーコメディ『レットイットビーム』、ご期待ください」とコメントしている。なお、11月30日18:00開演回の模様がアーカイブ配信される。詳細は公式サイトを確認しよう。

鈴木あいれコメント

レーザーやビームが嫌いな人なんていないんじゃないかと思っています。

「え、別にそうでもないですけど……」という人も、夜にキャンプ場で懐中電灯をつけたらライトセイバーみたいになったり、夢の泉DXでレーザーを坂道に反射させて敵を倒したりしたときに感じる気持ちの高ぶりを、きっと心のどこかに残しているはずです。

そしてこのレーザーというもの、真っ暗な中で微妙な変化をぐーっと息を吞んで見つめるという点で、演劇との相性がとてもよいのではないかと思い、レーザーコメディを企画するに至りました。

理系の人、パズルゲームが好きな人、とにかくレーザーが見たい人、ぜひ劇場に来ていただければと思います。レーザーコメディ「レットイットビーム」、ご期待ください。