末満は2009年よりライフワーク的作品「TRUMPシリーズ」を展開してきた。繭期幻想樂団では、末満が作詞、同シリーズ過去作品で音楽を担当してきた和田が作曲を担当。“たった1曲で完結するミュージカル”をコンセプトに掲げ、「TRUMPシリーズ」の世界観と、公演から派生した物語を歌に乗せて届ける。
繭期幻想樂団の第1・2弾では、「TRUMPシリーズ」で劇中歌を担当し、出演経験もある
末満は繭期幻想樂団が生まれた経緯について「音楽そのものを主役にした表現を用いて、語られるはずのなかった物語を語ることはできないものかと思案し、今回『繭期幻想樂団』なる企画を立ち上げることになりました」と語り、「第一弾となるのは『COCOON 月の翳り』に登場したディエゴのその後の物語『地平線のディエゴ』と、『TRUMP』等に登場するグスタフの少年時代の物語『銀の目と夜のように』。この二編は後日YouTubeにて公開予定ですが、12月に開催する『繭期極夜会』において生お披露目もいたします。このままシリーズが続いて20周年を迎えた際には、『繭期幻想樂団』だけでのコンサートなども目論んでおります。目論みが目論みのまま終わらないよう頑張ります」とコメント。
和田は「今でもこの幻のようなユニットがどんな軌跡を描いていくのかさっぱり想像がつかない状況です(笑)。とはいえご安心ください。末満さんのそんな突飛な発想を15年以上なんとかカタチにしてきた自負はあります。末満さん(とぼく)の新しく奏でる旋律に、その耳をほんの少し傾けていただければ幸いです」と語った。
なお本日11月18日には、「TRUMPシリーズ」のテレビアニメ「デリコズ・ナーサリー」スピンオフとなる短編小説集「デリコズ・ナーサリー -Innocent Waltz-」が発売された。また来年2月6日には「TRUMPシリーズ」の一環となる末満の長編小説「テオと野良猫の楽園」が発売される。
末満健一コメント
TRUMPシリーズが15周年を迎えて最終作に至るまでの道程が見えてきた時に、パンフレットなどで公開している年表に記載はされているものの、おそらくは作品として語られることはないであろう物語というものも見えてきました。
ですが、なんらかの形でこれらの物語を語る方法はないかと考えました。そこでひとつのアイデアが閃きました。
TRUMPシリーズにおいては、ストレートプレイにしろミュージカルにしろ朗読劇にしろ、音楽はとても重要な要素です。
それは舞台上に現出する“もうひとりの登場人物”といっても過言ではありません。その音楽そのものを主役にした表現を用いて、語られるはずのなかった物語を語ることはできないものかと思案し、今回「繭期幻想樂団」なる企画を立ち上げることになりました。
音楽は数々のTRUMPシリーズの楽曲を手掛けてくださった和田俊輔氏、作詞は小生こと末満健一が担当し、TRUMPシリーズの世界におけるクロニクルの断片を「たった一曲で語られるミュージカル」というコンセプトでお届けいたします。第一弾となるのは「COCOON 月の翳り」に登場したディエゴのその後の物語「地平線のディエゴ」と、「TRUMP」等に登場するグスタフの少年時代の物語「銀の目と夜のように」。
この二編は後日YouTubeにて公開予定ですが、12月に開催する「繭期極夜会」において生お披露目もいたします。
このままシリーズが続いて20周年を迎えた際には、「繭期幻想樂団」だけでのコンサートなども目論んでおります。
目論みが目論みのまま終わらないよう頑張ります。何卒、応援よろしくお願いいたします。
和田俊輔コメント
公演終了後の食事会で、何の前触れもなく末満さんの口から飛び出たのが「繭期幻想楽団」でした。
このコメントには結成の経緯や意気込みなどを書く必要があるのだけど、ぼくも皆さんと同じようにその時はびっくりたまげて、今でもこの幻のようなユニットがどんな軌跡を描いていくのかさっぱり想像がつかない状況です(笑)。
とはいえご安心ください。
末満さんのそんな突飛な発想を15年以上なんとかカタチにしてきた自負はあります。
末満さん(とぼく)の新しく奏でる旋律に、その耳をほんの少し傾けていただければ幸いです。
草野冴月/大橋美月@演劇ユニットHORIZON代表 @horizon_PD
ェッ!!!!!??!?
銀の目…?!!だと?、?! https://t.co/4S0xslA23O