宝塚歌劇団星組「政界コメディ『記憶にございません!』-トップ・シークレット-」「カルナバル・ファンタジア『Tiara Azul -Destino-(ティアラ・アスール ディスティーノ)』」の東京・東京宝塚劇場公演が明日10月19日に開幕する。それに先駆け、本日18日に公開舞台稽古が行われた。
第1幕「記憶にございません!」は、
星組トップスター・
また、井坂を織り目正しく演じた暁、総理をゆするフリーライター役に色気をにじませつつ扮した
第2幕「Tiara Azul -Destino-」では、アルゼンチンでのカルナバルを題材にしたレビューが展開。幕開きからラストまで息をつく暇なくパッションあふれるダンスシーンが繰り広げられる。なお、本作をもって退団する舞空にさまざまな場面でスポットが当たり、礼とは素足での息の合ったダンスやきらびやかなドレス姿でのデュエットダンスを披露し、退団への花道を飾った。
公開舞台稽古後に行われた囲み取材で、礼は「芝居もショーも先生方が愛のある演出で作ってくださいました。芝居では三谷さんの作品の面白さを新たにタカラヅカの舞台に取り入れられたらと思います」と言い、兵庫公演中はテレビのニュースで流れる政治家の立ち居振る舞いや世論をいつも以上に真剣に見ていたとし、「国会の近くで公演をさせていただくからには、私たちも日本を背負う気持ちでがんばりたい」と微笑む。また、「ショーでは、中詰めでカルナバルの本番が10分以上目まぐるしく展開するので、お客さんも圧倒されるのではないかなと思います。気合を入れてがんばっていますので、最高潮に盛り上がれたら」と話す。舞空は「お芝居ではコメディの難しさを改めて痛感しました。挑戦する部分もたくさんありますので、1回1回を大切に演じたいです。ショーでは今回、礼さんと踊らせていただく場面がとても多くて幸せに感じています。大劇場公演では、プロローグで客席が明るくなったときに皆さまが楽しみにされている様子が見えたことが本当にうれしかったので、東京のお客様にも楽しみに待っていただけるよう、幕開きを務めさせていただきたいと思います」とコメントした。
上演時間は休憩ありの約3時間。東京宝塚劇場公演は12月1日まで。なお、既報の通り、舞空のサヨナラショーが行われる12月1日13:30開演回ではライブビューイング、ライブ配信が実施される。
宝塚歌劇星組「政界コメディ『記憶にございません!』-トップ・シークレット-」「カルナバル・ファンタジア『Tiara Azul -Destino-(ティアラ・アスール ディスティーノ)』」
2024年8月17日(土)~2024年9月22日(日・祝) ※公演終了
兵庫県 宝塚大劇場
2024年10月19日(土)~2024年12月1日(日)
東京都 東京宝塚劇場
スタッフ
「政界コメディ『記憶にございません!』-トップ・シークレット-」
原作:映画「記憶にございません!」(c)2019フジテレビ 東宝
映画脚本・監督:
潤色・上演台本・演出:石田昌也
「カルナバル・ファンタジア『Tiara Azul -Destino-(ティアラ・アスール ディスティーノ)』」
作・演出:竹田悠一郎
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