店を出すのって実はすごいこと！メトロンズ「店出す」開幕、次回作の上演も決定

「メトロンズ #07『店出す』」が、昨日10月17日に東京・赤坂RED/THEATERで開幕した。

メトロンズは、お笑い芸人のしずる、ライス、サルゴリラと、作家・演出家の中村元樹による7人組演劇チーム。しずるのKAƵMAが脚本、中村が演出を手がける「店出す」では、店を出すことになった中西と、周囲の人物たちのやり取りが描かれる。キャストにはKAƵMAのほか、サルゴリラの赤羽健壱と児玉智洋、ライスの関町知弘と田所仁、しずるの村上純が名を連ねた。

開幕に際し、KAƵMAは「自分の店を出してる人って、世の中にたくさんいるじゃないですが。周りの人はあまり大きな出来事として受け取ってないけど、店を出すのって実はすごいこと。そうやって、本人と周囲の間で温度差があることが面白そうだったので、今回はこのテーマにしました。（この作品をうまく表現するのは）無理なんじゃないかと思ってたんですけど（笑）、みんな稽古初日から乗りこなしててびっくりしました」とコメント。中村は「腹の中を見せない大人たちのやり取りを表現するうえで、いつものメトロンズの公演よりも細かく演出しました」とこだわりを明かした。

公演は10月27日まで行われ、28日からは映像配信も実施される。また来年4月から5月にかけて、次回作「遠藤さんの叔父さんが死んだけど旅行は行きたい」が赤坂RED/THEATERで上演されることも明らかになった。チケットの一般販売は12月22日12:00にスタート。