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演劇強制収容所 旦煙草吸は、“うら若き好事家達に捧ぐ、猟奇的エンターテイメント”をコンセプトに創作を行う団体。葉兜ハルカが作・演出を手がける本作は、シンガーソングライターにして空の驛舎所属の俳優でもあるmaaの楽曲「雨を連れて」から着想を得た、“アンダーグラウンドサイコスリラー”となる。
不思議な夢を見る主人公の花真はある日、自分に行方不明になった妹がいたことを告げられる。次第にその妹を探すことに取りつかれていく花真のもとに、1本の電話があり……。出演者にはmaaらが名を連ねた。作・演出の葉兜と、maaからのコメントは以下の通りとなっている。
葉兜ハルカ コメント
私が以前にmaaさんの楽曲「雨を連れて」を聴く機会があり、この曲にとても感銘を受けました。
この時にmaaさんから、「この楽曲を用いて朗読作品を作って欲しい。」というところから始まりました。
その時の作品は短いストーリーでまとめたものでしたが、maaさんにも喜んでいただき自分としても確かな感触がある作品でした。
その後暫く時が経って、「今度はあの作品を演劇として完成させたい。」という気持ちが高まり、再度maaさんに協力していただきながら今作が生まれました。
様々な新たな取組を試行錯誤しながら作り上げた作品ですので、より多くの方々に楽しんで頂けると思います。
maa コメント
今作で取り上げて頂いた「雨を連れて」という楽曲は、多感な学生時代に作った、思い入れのある一曲です。
言いたいのに言えない。伝えたいけど伝わらない。それならいっそ全てを飲み込んで、そんな自分は閉じこめてしまおう。
そんな思いから生まれた曲です。
それが葉兜さんのフィルターを通して物語として立ち上がり、その中を生きる人物として自分で作った曲世界の舞台に立つ。
こんな稀有な機会を頂けたことに感動しています。
実は今回旦煙草吸さんにお声がけ頂く2年ほど前に、「歌を楽しむ朗読会」というイベントを企画したのですが、その際に私から「雨を連れて」をモチーフに、短編のお話を書いてもらえないかと葉兜さんに依頼をしておりました。
そこで今作の種になるお話を書いて頂いたのですが、初めて読んだ時のゾクゾク感は、「サネカズラ」ではさらに増幅されています。
是非劇場で観て、聞いて、体感して頂きたい作品です。
演劇強制収容所 旦煙草吸「サネカズラ」
2024年9月20日(金)~2024年9月22日(日・祝) ※公演終了
大阪府 布施PEベース
スタッフ
作・演出:葉兜ハルカ
出演
maa / 片岡七海 / 毛利あかり / 大下真緒里 / 桐子 / 白鳴na目 / 和氣音和 / 山本康生 / 小林実夢 / 所美華 / 千花
雨組
田中碧 / 川畑三琴 / 岸辺馬優 / 新井聖美
雲組
国によっては違法 / 齊藤優心 / 世良和恵 / 斎田千洋
世良和恵【せらずぅ。】 @sk2_smOsk
紹介していただきました👏🏻👏🏻👏🏻👏🏻👏🏻
9/20-22 布施PEベースにてお待ちしてます。
【世良予約窓口】
https://t.co/YJdXGYMN2x https://t.co/xWP3keTSqW