建築作業から生まれた“現場ミュージカル”が復活！横内謙介が手がける「ドリル魂」

「日本の演劇人を育てるプロジェクト 新進演劇人育成公演 俳優部門『ドリル魂2024』」が、9月7日から15日まで東京・すみだパークシアター倉で上演される。

「ドリル魂」は、工事現場の建築作業やその作業音を、音楽やダンス、アクロバットで表現する、“愛とガッツ”の現場ミュージカル。横内謙介率いる劇団扉座の初のミュージカル作品として、2007年に初演された。劇中では、複数のエピソードを通じて、“轟組”と呼ばれる職人集団に属する若者たちの成長を描く、青春ストーリーが展開する。

今回は、脚本・演出を務める横内が、同作を現代に合わせてブラッシュアップし、出演メンバーの個性を生かすエピソードを盛り込む。作曲を長谷川雅大、振付をラッキィ池田と彩木エリが担う。キャストたちは衣裳として、“作業服のアルマーニ”の異名を持つ寅壱の作業服を着用する。出演者には、“日本の演劇人を育てるプロジェクト”の若手育成対象者をはじめ、犬飼淳治、井上珠美らが名を連ねた。