藤沢文翁のREADING HIGH noir、第1弾「HYPNAGOGIA」に牧島輝・有澤樟太郎・桜井玲香

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藤沢文翁が原作・脚本・演出・作詞を手がけ、牧島輝有澤樟太郎桜井玲香が出演する「音楽朗読劇 READING HIGH noir 第1回公演『HYPNAGOGIA~ヒプナゴギア~』」が、10月13・14日に東京・イイノホールで上演される。

「音楽朗読劇 READING HIGH noir 第1回公演『HYPNAGOGIA~ヒプナゴギア~』」ビジュアル

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READING HIGHは、room NB(ソニー・ミュージックグループ)と藤沢による音楽朗読劇のブランド。その新プロジェクト・READING HIGH noirの第1回公演となる今回は、2018年に声優たちの出演で上演された「HYPNAGOGIA~ヒプナゴギア~」が披露される。イギリス・ロンドンを舞台にした本作では、夢の中の少女に恋をして、天才的な音楽家になったピアニストの切ない物語が展開。なお今回は新しい試みとして、各キャスト1曲ずつの歌唱パートを取り入れた、リーディングミュージカル形式で公演が行われる。

牧島は「出演者の僕達が文翁さんの作った世界をどう表現して、どんなものが生まれていくのか。とてもワクワクしております。自分自身、きっとこの作品の役を演じていくうちに新しい発見があったり、また違った印象を受ける事になると思います」、有澤は「朗読劇には独特の緊張感がありますが、それを音楽の力と共に精一杯楽しめるキャストだと思っております。共演経験のあるお2人と短期間ですが、スペシャルな、密な時間を楽しみたいと思います。ぜひご来場心よりお待ちしております」とコメント。また桜井は「『HYPNAGOGIA』は繊細であり、優雅でもあり、その世界観を3名の役者とピアノ、チェロで表現されていく時間をしっかりと噛み締めながら挑みたいと思っています」と意気込みを語る。

さらに藤沢は「『最も贅沢』な音楽朗読劇として駆け抜けてきた“READING HIGH”。その逆であるミニマムを攻める“noir”。最先端を追い続けてきた我々だからこそ、まだスポットライトが当たっていない、想像力で補う『noir(黒)の空間』の追求も考えたい。煌びやかさの対極にある、シンプルな美しさ、あるいは究極の“黒”。今回、新しく生まれ変わる『HYPNAGOGIA』を どうぞお楽しみください」と観客にメッセージを送った。

牧島輝コメント

この度、音楽朗読劇 READING HIGH noir「HYPNAGOGIA」に出演させていただきます。牧島輝です。

今回出演するHYPNAGOGIA は藤沢文翁さんのデビュー作の再演ということで、文翁さんファンの1人としてこうした形で関われることをとても嬉しく感じています。

数回にわたって再演をしているこの作品ですが、今回は今までと出演者もガラッと変わりますし、空間も違えば作品もまたガラッと変わるものだと思います。出演者の僕達が文翁さんの作った世界をどう表現して、どんなものが生まれていくのか。とてもワクワクしております。自分自身、きっとこの作品の役を演じていくうちに新しい発見があったり、また違った印象を受ける事になると思います。

ただ、初めて読んだ時の切ない気持ち、どこか温かい気持ち、自分が感じた自分の中の大切なものを思い出したような、そんな気持ちを大事にしたいなと思っています。

観に来てくれるお客様方に楽しんでもらえるように、自分なりに、楽しんで演じたいと思います。劇場でお会いできることを何よりも楽しみにしております。

有澤樟太郎コメント

音楽朗読劇 READING HIGH noir「HYPNAGOGIA」に出演させていただきます。

文翁さんとはキングダムでご一緒させていただいてから、何度かプライベートでもお世話になってます。

知識豊富な文翁さんのお話や言葉がとても大好きです。

そんなご縁を通じて、今回ご一緒できることがとても嬉しいです。

朗読劇には独特の緊張感がありますが、それを音楽の力と共に精一杯楽しめるキャストだと思っております。共演経験のあるお2人と短期間ですが、スペシャルな、密な時間を楽しみたいと思います。ぜひご来場心よりお待ちしております。

桜井玲香コメント

「HYPNAGOGIA」は繊細であり、優雅でもあり、その世界観を3名の役者とピアノ、チェロで表現されていく時間をしっかりと噛み締めながら挑みたいと思っています。

今回再演となりますが、前回ともまた違う新たな「HYPNAGOGIA」になるかと思います。是非楽しみにしていてください!

藤沢文翁コメント

2005年12月5日英国ロンドンのキングスヘッド劇場で「HYPNAGOGIA」は誕生し、

私も劇作家としてデビューしました。

本作は国境を超えて様々なキャストによって上演されてきました。

現在、私は40作近いオリジナル作品を生み出してきましたが、この若々しくも情熱的な作品をもう生み出すことはできないでしょう。

なぜなら、この作品はあの若さで、ロンドンという場所にいたからこそ書けたものだからです。

では、この二度と書けないであろう作品を、

朗読劇の枠から少し飛び出させてみたらどうなるだろうか?

その一歩が、音楽監督・村中俊之と実力派俳優の「歌」による新たな表現であり、

今回“noir”という新しいプロジェクトの最初の作品として、

「HYPNAGOGIA」をリーディングミュージカル形式で皆様にお届けする理由です。

「最も贅沢」な音楽朗読劇として駆け抜けてきた“READING HIGH”。

その逆であるミニマムを攻める“noir”。

最先端を追い続けてきた我々だからこそ、まだスポットライトが当たっていない、

想像力で補う「noir(黒)の空間」の追求も考えたい。

煌びやかさの対極にある、シンプルな美しさ、あるいは究極の“黒”。

今回、新しく生まれ変わる「HYPNAGOGIA」を

どうぞお楽しみください。

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音楽朗読劇 READING HIGH noir 第1回公演「HYPNAGOGIA~ヒプナゴギア~」

2024年10月13日(日)・14日(月・祝)
東京都 イイノホール

スタッフ

原作・脚本・演出・作詞:藤沢文翁
音楽・音楽監督:村中俊之

出演

牧島輝 / 有澤樟太郎 / 桜井玲香

公演・舞台情報
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(c)READING HIGH

読者の反応

藤沢文翁(Bun-O FUJISAWA) @FujisawaBun_O

HYPNAGOGIAとは、眠りに入る時の半覚醒状態を言います。音楽が聴こえることもあります。またクリエイターも、この状態で創作活動をすることがあります。有名どこでいうと、チャールズ・ディケンズとか・・・繋がりますね(笑) https://t.co/7F20qtKmue

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