俳優座劇場プロデュース「夜の来訪者」紀伊國屋演劇賞受賞の柴田義之ら出演

「俳優座劇場プロデュース No.121『夜の来訪者』」が、9月12日から15日まで東京・俳優座劇場で上演される。

「夜の来訪者」は、イギリスの劇作家J・B・プリーストリィによる、1945年に初演された社会派ミステリー。娘の婚約者を迎えて一家団欒の夜を過ごしていた一家のもとに、見知らぬ男が訪れる。男は1人の女の死を告げ、家族に質問を重ねていくのだが……。

俳優座劇場によるプロデュース公演としては、1991年から2006年まで全国各地で上演され、キャストを一新して約16年ぶりに上演された2022年公演では、出演した柴田義之が紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞した。

来年4月末で閉館する俳優座劇場で同作が上演されるのは今回が最後。今回の出演者には、柴田のほか、新キャストの山崎美貴と馬場太史、続投となる尾身美詞、脇田康弘、有賀ひろみ、瀬戸口郁が名を連ねた。翻訳を内村直也、脚本を八木柊一郎、演出を西川信廣が担う。

チケットの前売りは8月4日11:00にスタート。