「サイレントヴォイス」は、2001年の附属池田小事件を題材に、
西森は「法とは何か。弁護とは何か。人はどこまで人と向き合えるのか。子供たちの安全。犯罪被害者支援。傷ついた心のケア。社会的弱者へのまなざし。今なおつづく多くの課題を、社会に投げかけたこの事件。優れた俳優である小柳友さん、松浦司さん、そして気鋭の演出家である相原雪月花さんによって、この作品が多くの方に届き、観て下さった皆さんにとって、ささやかな何かのきっかけとなることをと、心より願っております」とコメント。
相原は「本作は、西森さんが『附属池田小事件』を題材に、実際に、関係者のみなさまに取材を重ねて著述された、西森さんの魂の声が強く込められた作品であると同時に、『人として』生きるのに必要なものはなんだろうか?と、心に訴えかけてくる作品だと感じています。コロナ禍以降、現在の社会情勢としても『人として』あるべき自由や道などを選択しづらい、『あるべき姿』から遠のいていっているように感じます。『あるべき姿』とはどのようなものか、この作品が訴えかける、声なき声であり、社会であり、『人として』生きる道とはどんなものなのか、自問自答をしながら創っています」「小柳友さん、松浦司さん、素晴らしい俳優のお二方と共に、様々な角度からこの作品を捉え、取り組んでいきたいと考えています」と語った。
なおチラシのビジュアルは、テレビアニメ「
チケットの一般販売は6月30日11:00にスタート。
西森英行コメント
この作品は、2001年6月8日に大阪で発生した「附属池田小事件」をモチーフに執筆した作品です。
創作ですが、物語の細部は、事実に基づいています。この事件に関しては、事件関係者の方々に取材をさせて頂き、これまで「悪党」、「大悲」、朗読劇「サイレントヴォイス」と、様々な形で上演を重ねてきました。今回、相原さんからこの作品を上演したいとお話を頂き、二人芝居へと再構築。ディスカッションを重ね、作品のテーマにより深く迫った対話劇になりました。法とは何か。弁護とは何か。人はどこまで人と向き合えるのか。子供たちの安全。犯罪被害者支援。傷ついた心のケア。社会的弱者へのまなざし。今なおつづく多くの課題を、社会に投げかけたこの事件。優れた俳優である小柳友さん、松浦司さん、そして気鋭の演出家である相原雪月花さんによって、この作品が多くの方に届き、観て下さった皆さんにとって、ささやかな何かのきっかけとなることをと、心より願っております。
相原雪月花コメント
この度、脚本家の西森英行さんの作品「サイレントヴォイス」を上演させていただく運びとなりました。
本作は、西森さんが「附属池田小事件」を題材に、実際に、関係者のみなさまに取材を重ねて著述された、西森さんの魂の声が強く込められた作品であると同時に、「人として」生きるのに必要なものはなんだろうか?と、心に訴えかけてくる作品だと感じています。コロナ禍以降、現在の社会情勢としても「人として」あるべき自由や道などを選択しづらい、「あるべき姿」から遠のいていっているように感じます。「あるべき姿」とはどのようなものか、この作品が訴えかける、声なき声であり、社会であり、「人として」生きる道とはどんなものなのか、自問自答をしながら創っています。
そして、小柳友さん、松浦司さん、素晴らしい俳優のお二方と共に、様々な角度からこの作品を捉え、取り組んでいきたいと考えています。
松浦司 @nkmz315
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