岩崎大昇主演「ニュージーズ」キャサリン役は星風まどか、横山賀三・石川禅が初参加

美 少年の岩崎大昇が主演を務める「ブロードウェイミュージカル『ニュージーズ』」のメインキャストが追加発表された。

“ニュージーズ”を応援する新聞記者キャサリン役を務めるのは、元宝塚歌劇団花組トップ娘役で退団後初舞台となる星風まどか。さらに、ほかの少年たちと異なるバックグラウンドを持つ“ニュージーズ”のメンバー・デイヴィ役に加藤清史郎、ジャック（岩崎）の弟的存在で足の不自由な孤児クラッチー役に横山賀三、バーレスクのスターであるメッダ役に霧矢大夢、新聞社のオーナー・ピュリツァー役に石川禅が決定した。

星風、横山、石川は本作に初参加となる。星風は「宝塚歌劇団卒業後、初めての舞台となりますが、しっかりついていけるよう精一杯心を込めて演じてまいります」、横山は「僕の大大大好きなディズニー作品に参加できることが嬉しくてたまりません。稽古場ではガムシャラに食らいついていこうと思います！」、石川は「若い精鋭達に助けて貰いながら、懸命に演じたいです」とそれぞれ意気込みを述べる。

加藤と霧矢は初演から続投する。加藤は「『ニュージーズ』が僕の人生を豊かにしてくれました。“Forever Newsies”こうしてこの作品に恩を返せる機会に巡りあえたことを心より光栄に思います」と喜びをかみ締め、霧矢は「若さと情熱一杯の、新たな“ニュージーズ”達に早く会いたくて今からワクワクしております」と期待に胸を膨らませた。

「ニュージーズ」は、同名映画を原作にディズニーシアトリカルグループにより初演され、2012年にトニー賞の最優秀オリジナル楽曲賞と最優秀振付賞を受賞したミュージカル。作曲をアラン・メンケンが手がける本作では、1899年のアメリカ・ニューヨークを舞台に、“ニュージーズ”と呼ばれた新聞販売の少年たちの奮闘が描かれる。日本では2021年に京本大我主演で初演され、第29回読売演劇大賞作品賞に選ばれた。再演となる今回は、本作でグランドミュージカルに初主演する岩崎がニュージーズのリーダー的存在・ジャック役を担当。演出・日本語訳・訳詞を、初演に続いて小池修一郎が担当する。

公演は10月9日から29日まで東京・日生劇場、11月3・4日に兵庫・兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール、9日から11日まで福岡・福岡サンパレス ホテル＆ホール コンサートホールで行われる。チケットの東京公演分の一般前売は8月31日にスタート。

星風まどかコメント

この度、キャサリン役を演じさせて頂くこととなりました。アラン・メンケンさんが紡がれた素晴らしいメロディーの中に身をゆだねるだけで幸せな気持ちになりますが、宝塚歌劇団に在団中から大変お世話になっておりました小池先生、そして岩崎大昇さんを始めとする素晴らしいキャストの皆様とご一緒させていただけることがとても光栄で身の引き締まる思いです。宝塚歌劇団卒業後、初めての舞台となりますが、しっかりついていけるよう精一杯心を込めて演じてまいります。どうぞ宜しくお願い致します。

加藤清史郎コメント

今回の再演の話を聞き、様々な想いが溢れてきました。2020年春の全公演中止、そして2021年秋に念願叶って全公演上演することができた日本初演。この作品を通して本当に多くのものと出逢い、「ニュージーズ」が僕の人生を豊かにしてくれました。そして何かがあった時も、いつも僕のそばに“ニュージーズ”がいてくれました。“Forever Newsies”こうしてこの作品に恩を返せる機会に巡りあえたことを心より光栄に思います。皆様にとって、刺激的な出逢いのひとつになりますよう精進致します。

横山賀三コメント

クラッチー役の横山賀三です！ 本作は世界中で絶大な人気を誇るミュージカル作品の1つでもあり、そして僕の大大大好きなディズニー作品に参加できることが嬉しくてたまりません。アラン・メンケンさんの手掛ける楽曲も本当に素晴らしいので、今から楽しみです！ “ニュージーズ”の仲間達には、バレエやアクロバットなど、様々な技術を持つプロフェッショナルが集結します。そこで吸収できるものはしっかりと吸収し、稽古場ではガムシャラに食らいついていこうと思います！ 宜しくお願いします。

霧矢大夢コメント

初演に引き続き、メッダ役を演じます。メッダはジャックやキャサリン始め、“ニュージーズ”達を寛容な心で見守る頼もしい女性です。若さと情熱一杯の、新たな“ニュージーズ”達に早く会いたくて今からワクワクしております。2024年版「ニュージーズ」どうぞご期待下さい！

石川禅コメント

「ニュージーズ」は1899年の史実に基づいた｢生きるため｣の物語。ジョセフ・ピュリツァー役を演じさせて頂くことになりました。少年達のストライキの発端には米西戦争が。メディアと戦争に深い繋がりがあることが詳らになってきた昨今です。本作ではヴィラン的な存在ですが、後に遺志に基づいて創設されるピュリツァー（ピューリッツァー）賞の産みの親、新聞王ピュリツァーをどのように演じるか、難問への挑戦です。若い精鋭達に助けて貰いながら、懸命に演じたいです。どうぞお楽しみに！