美術家、非建築家、映画批評家、プロモーター、ドラァグクイーンとさまざまな肩書きを持ち、舞台芸術界とのつながりも深いヴィヴィアン佐藤が、クモの巣や網の目をモチーフとする作品をはじめ、ロールシャッハ・テストから着想した平面作品や、カフカの最晩年作品の頁片とタランチュラの抜け殻が立体額に収められた作品など、多彩な作品を発表する。
ヴィヴィアン佐藤は本展の開催に向け、「細密画を10代の頃から描いていますが、これは画面を図像で埋め尽くそうとする西洋絵画の空白恐怖症のようなもので、今の年齢からはかけ離れている感性なんです。とはいえ、過去があって今の自分があるわけで否定することなく、現在から過去の作品に血流を与えたい。また、現在の自分は未来からも影響を受けている存在なのではないか。過去と未来は現在と並走するものであると思う」と語っている。
なお初日の6月8日にはヴィヴィアン佐藤によるライブ書道が行われるほか、会期中は1日限定15名で、ヴィヴィアン佐藤が人物をオーラごと描写する“aura portrait”が実施される。
ヴィヴィアン佐藤 個展「proof of absence(不在の証明)」
2024年6月8日(土)~17日(月)
東京都 YUGEN Gallery
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ヴィヴィアン佐藤 @viviennesato
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6/13、14だけ不在です。w
あとは居ます。
多分。w https://t.co/aToeQvYfAM