田中壮太郎の新訳・演出による、劇団昴「マーヴィンズ ルーム」スタート

4

91

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 21 33
  • 37 シェア

劇団昴『マーヴィンズ ルーム』」が、昨日5月24日に東京・Pit昴にて開幕した。

劇団昴「マーヴィンズ ルーム」より。(撮影:梅原渉)

劇団昴「マーヴィンズ ルーム」より。(撮影:梅原渉)

大きなサイズで見る(全5件)

劇団昴「マーヴィンズ ルーム」より。(撮影:梅原渉)

劇団昴「マーヴィンズ ルーム」より。(撮影:梅原渉)[拡大]

「マーヴィンズ ルーム」は、エイズの合併症により33歳の若さで死去したアメリカの劇作家スコット・マクファーソンの戯曲。同作は、1996年にメリル・ストリープ、レオナルド・ディカプリオ、ダイアン・キートンらの出演により映画化され、劇団昴では1997年、劇団昴の翻訳・演出家だった松本永実子により、日本初演された。今回は、田中壮太郎が劇団昴と3度目のタッグを組み、新訳と演出を手がける。

劇団昴「マーヴィンズ ルーム」より。(撮影:梅原渉)

劇団昴「マーヴィンズ ルーム」より。(撮影:梅原渉)[拡大]

20年間寝たきりの父マーヴィンと病気の叔母のルースを支えるベッシーはある日、白血病を宣告され……。開幕に際し田中は「今回、昴のオーディションでは周知が間際で応募が多くはなかったにもかかわらず、それぞれの役に役そのままの人が現れてくれました。スタッフもそういう感じで集まってもらえました。全てがギリギリだったにもかかわらず、あまり焦らず、気付くと良い風に運ばれてこの舞台が出来上がってきている気がします。病気が題材の作品ですが、その病気を通して人間が知るべき事をユーモアと愛をもって見つめている作品です」とコメントした。

出演者にはベッシー役の米倉紀之子のほか、あんどうさくら、佐藤しのぶ、岡田吉弘、赤江隼平、屋鋪琥三郎、磯辺万沙子、林佳代子、岩田翼、白倉裕人が名を連ねた。上演時間は休憩を含む約2時間15分。公演は6月9日まで。

この記事の画像(全5件)

劇団昴「マーヴィンズ ルーム」

2024年5月24日(金)〜6月9日(日) ※公演終了
東京都 Pit昴

スタッフ

作:スコット・マクファーソン
訳・演出:田中壮太郎

出演

ベッシー:米倉紀之子
リー:あんどうさくら
ルース:佐藤しのぶ
マーヴィン:岡田吉弘
ハンク:赤江隼平
チャーリー:屋鋪琥三郎
ウォーリー医師:磯辺万沙子
シャーロット医師:林佳代子
ホーム長:岩田翼
ボブ:白倉裕人

※U24、家族割あり。

全文を表示

読者の反応

  • 4

劇団昴 @gekidansubaru

ステージナタリー様に開幕ニュースで取り上げていただきました! https://t.co/DTSTBjeRDo

コメントを読む(4件)

関連記事

劇団昴のほかの記事

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャのステージナタリー編集部が作成・配信しています。 劇団昴「マーヴィンズ ルーム」 / 劇団昴 / 田中壮太郎 / 佐藤しのぶ / 林佳代子 / マイ・ルーム の最新情報はリンク先をご覧ください。

ステージナタリーでは演劇・ダンス・ミュージカルなどの舞台芸術のニュースを毎日配信!上演情報や公演レポート、記者会見など舞台に関する幅広い情報をお届けします