「初級革命講座飛龍伝」スタート、マキノノゾミ「何もかも懐かしく感無量」

マキノノゾミが演出を担う「初級革命講座飛龍伝」が、昨日4月20日に長野・犀の角にて開幕した。

「初級革命講座飛龍伝」は、つかこうへいの代表作の1つ。作中では、全学連の元闘士と機動隊員の物語が描かれる。出演者には、北区つかこうへい劇団出身の武田義晴、吉田智則、木下智恵が名を連ねている。

開幕に際しマキノは「『初級革命講座飛龍伝』初日の幕を開けました。44年前、大学一回生の時に初めて観て、一発で夢中になった『つか芝居』であり、わたしにとっては何もかも懐かしく感無量です。今回久しぶりに挑戦してみて、あらためて『大人の芝居』だったのだなと感じました。総じて若い観客の反応もよかったです。その中に、かつてのわたしのように何かを感じて、この舞台が忘れられなくなるという若い観客の方がいてくれたら嬉しいです」とコメントした。

長野公演は本日4月21日まで。本公演はこの後、28・29日に福岡・J:COM北九州芸術劇場 小劇場、5月5・6日に三重・三重県文化会館 小ホール、8日から12日まで京都・THEATRE E9 KYOTO、18・19日に岡山・岡山芸術創造劇場ハレノワ 小劇場、25・26日に長野・サントミューゼ 上田市交流文化芸術センター、28日から6月2日まで東京のOFF・OFFシアターでも行われる。