キ上の空論の獣三作第2弾に藤原祐規、中島庸介が自信「今、僕ができる最高傑作」

「キ上の空論 獣三作 二作め『除け者（ノケモノ）は世の毒を噛み込む。』」が5月9日から19日まで東京・新宿シアタートップスにて上演される。

これは、キ上の空論の“獣三作”の第2弾。“獣三作”では、タイトルにそれぞれ「けもの、ケモノ、獣」が入っており、“獣”をテーマに異なる物語を描き出す。今回は、医療機関を介さずに精子提供を行う“はらませ男”と、第三者に寝取られることで愛を確認し合う夫婦を描いた物語となる。

出演者には藤原祐規のほか、松原怜香、田名瀬偉年、板場充樹、小町実乃梨、山口快士、小野塚渉悟、平野紗貴、家入健都、南出めぐみ、藍澤慶子が名を連ねた。

上演に向けて脚本・演出を手がける中島庸介は「タブーを切り捨てるのはなんか違うだろうと思い、目を背けたくなるようなシーンも決心して描きました。一言で言えば精子提供の話です。登場するのは妊娠させたい人と妊娠したい人。ただセックスがしたい人。傍観だけして意見を言うだけの人。みんな身勝手な人達だし、個人的には大嫌いな人達なんだけど、どこか愛おしく思ってしまうんですよね。内容が内容だけに中途半端はやっちゃいけないと思ったので、全身全霊で取り組んでくれる俳優達にオファーしました。今、僕ができる最高傑作だと思っています。どうか観て頂きたいです」とコメントした。チケットの一般前売りは4月19日10:00にスタート。