劇団言魂3年ぶりの新作公演は植物に寄生される男の物語「Plant」

劇団言魂 演劇公演「Plant」が4月12日から14日まで福岡・枝光本町商店街アイアンシアターで上演される。

山口大器が作・演出を務める「Plant」は、劇団言魂の2021年以来となる新作公演。劇中ではとある植物に寄生されてしまう男とそれを取り巻く人々のSF劇が展開する。出演者には池高瑞穂、片山桃子、森唯美、横佐古力彰、山口が名を連ねた。

山口は公演に寄せて、「ずっと自分にまとわりつく“正しさ”は呪いのように脳みそにまとわりつき、ときに足を引っ張ります」「それぞれの正義が横行する現代に、僕はこのギャップに苦しんでいるわけですが、まぁせっかく演劇やるんだから、その愚かなところも可笑しくしてみようという気持ちです。ちょっと情けないけど、愚かでそしてなんとか真っ直ぐ生きたいと足掻く物語を、そして同じようにハリボテを抱えている人に寄り添える作品を作りたいと思っています」とコメントしている。