海宝直人・木下晴香・浦井健治ら出演、韓国ミュージカル「ファンレター」日本初上演

海宝直人、木下晴香、浦井健治らが出演する、ミュージカル「ファンレター」が9月9日から30日まで東京・シアタークリエ、10月に兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールで上演される。

ミュージカル「ファンレター」は2016年に韓国で初演され、韓国や中国で上演が重ねられている作品。台本・歌詞をハン・ジェウン、音楽をパク・ヒョンスクが手がけた。劇中では、“ファンレター”をきっかけに文人たちの世界に入ることになった、ある孤独な文学青年セフンを軸に物語が展開。セフンと、セフンに寄り添う“もう1人の人物”ヒカル、セフンが憧れる小説家へジンの3人を巡る秘密が描かれていく。

1930年代の京城（現ソウル）。事業家セフンは、亡くなった小説家ヘジンと恋人の“ヒカル”が共作した小説が出版され、さらに謎に包まれていたヒカルの正体が明らかになるという話を耳にする。出版を止めさせるため、セフンがヘジンの友人だった小説家イ・ユンを訪ねると、イ・ユンは、ヘジンがヒカルへ最後に送った手紙を自分が持っていると言う。なんとしてもその手紙を手に入れたいセフンは、ヒカルの謎を明かすようイ・ユンに迫られ、隠していた秘密を語り始める……。

日本初上演となる今回は演出を栗山民也が担当。セフン役を海宝、ヒカル役を木下、ヘジン役を浦井が演じる。そのほかの出演者にはイ・ユン役の木内健人をはじめ、斎藤准一郎、常川藍里、畑中竜也が名を連ねた。東京公演のチケットの一般販売は7月6日にスタート。