疎開地を舞台に描く“恋愛と性愛が複雑に絡み合った物語”、劇団ド・パールシム「流れる羊」

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劇団ド・パールシム「流れる羊」が、1月31日から2月2日まで東京・東京大学駒場キャンパス 駒場小空間で上演される。

劇団ド・パールシム 第3回本公演「流れる羊」チラシ表

劇団ド・パールシム 第3回本公演「流れる羊」チラシ表

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劇団ド・パールシムは、新井孔央が昨年、東京大学で旗揚げした団体。新井が作・演出を手がける第3回公演「流れる羊」では、戦争に巻き込まれた現代日本で疎開地となった田舎を舞台に、“恋愛と性愛が複雑に絡み合った物語”が展開する。幼い頃から田舎で姉と暮らす向田健太は、うだつの上がらない生活を送っていた。あるとき彼の家にも東京から親戚がやって来て……。

新井は「架空の戦争の話を書きました。ニュースとかで戦争のことがいっぱい言われていて、やっぱり明らかにそこにあるんだけど、でも昨日バイト先に来た女の子がすごく可愛かったことの方が大切で、でも世界はすごい勢いで人が死んでいて、でも気に入っているパーカーに醤油のシミをつけた方が切実で、でも世界では自分の家に帰れない人がたくさんいて、でも私は今日をのうのうとそれなりに強く生きてしまっています。そんな話を書きました」とコメントしている。

新井孔央コメント

旗揚げから1年が経とうとし、第三回公演になりました。架空の戦争の話を書きました。

ニュースとかで戦争のことがいっぱい言われていて、やっぱり明らかにそこにあるんだけど、でも昨日バイト先に来た女の子がすごく可愛かったことの方が大切で、でも世界はすごい勢いで人が死んでいて、でも気に入っているパーカーに醤油のシミをつけた方が切実で、でも世界では自分の家に帰れない人がたくさんいて、でも私は今日をのうのうとそれなりに強く生きてしまっています。

そんな話を書きました。そして、自分にとってルーツである駒場小空間に再び戻ってきました。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

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劇団ド・パールシム 第3回本公演「流れる羊」

2024年1月31日(水)~2月2日(金)
東京都 東京大学駒場キャンパス 駒場小空間

作・演出:新井孔央
出演:栫伸太郎、草加陽子、齊藤真菜香、佐竹謙伸、西川知奈美

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読者の反応

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劇団ド・パールシム @do_parusimu

劇団ド・パールシム第三回公演
『流れる羊』

日程:1/31(水)〜2/2(金)
場所:駒場小空間(駒場東大前駅)
無料カンパ制

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