令和の演劇がここに、王子小劇場の見本市2024「しばいぞめ」開幕

見本市2024「しばいぞめ」が、去る1月5日に東京・王子小劇場にて開幕した。

見本市2024「しばいぞめ」は王子小劇場が主催するショーケース企画。本公演では、公募で集められた旗揚げ3年以内の若手演劇団9団体が、3チームに分かれて20分から30分程度の上演を行う。Aチームには三転倒立、ふわふラプニカ、ちょっとはいしゃく、Bチームにはタイダン、企画山、ヨルノサンポ団、Cチームには山口綾子の居る砦、渋谷 / もしくは / 私 / たち / は / 何も知らない、あくびがうつるが名を連ねた。

開幕に際し、本公演の企画担当は「第2回目の見本市。今回はしばいぞめというキャッチコピーを設け、1年の、そして団体にとって初めての演劇ということの『芝居初め』、そして9団体色とりどりの演劇を味わえるということの『芝居染め』を目指し準備をしてきました。いよいよ幕が上がって、本当にいろいろな演劇を一度に楽しめる機会になっていると思います。間違いなく、令和の演劇がここには存在します。切実に、それぞれのスタイルで演劇と真剣に向き合う9団体をぜひ、目撃してください」とコメントした。

公演は1月9日まで行われる。

※初出時、団体名に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。