このたびハムレットの恋人・オフィーリア役に
上演台本・演出とクローディアス役を担う
彩の国シェイクスピア・シリーズ2ndは、蜷川幸雄から芸術監督のバトンを引き継ぎ、彩の国シェイクスピア・シリーズを完結させた吉田が新たに立ち上げるシリーズ。埼玉・彩の国さいたま芸術劇場の開館30周年記念と銘打たれた第1弾「ハムレット」では、柿澤がタイトルロールを務める。本作は5月7日から26日まで彩の国さいたま芸術劇場 大ホールで上演され、その後6月から宮城・愛知・福岡・大阪を巡演する。埼玉公演のチケットの一般販売は2月17日10:00にスタート。
北、白洲、渡部、豊田、正名、高橋、そして吉田のコメント全文は以下の通り。
北香那コメント
舞台の上でオフィーリアとして演じることが出来ると思うと、今から本当にワクワクして仕方がないです。本公演を観てくださる皆様の心をどのくらい動かすことができるか、ということが自分の中で目標になっています。吉田鋼太郎さんはじめ、素敵なキャストの皆様と一緒に一歩一歩前に進めるよう、自分を奮い立たせて頑張っていきたいと思っています。
白洲迅コメント
またひとつ大きな挑戦をさせていただけることを本当にありがたく思います。
僕にとって初めてのシェイクスピア作品であり、それが「ハムレット」であるということ、とても身の引き締まる思いです。鋼太郎さんとは何年もドラマでご一緒させていただいていますが、そんな鋼太郎さんに演出をしていただけることが本当に楽しみです。稽古に励みながら、ハムレットの世界に没入していけたらなと思っております。皆さんもぜひ楽しみにしていただけたら嬉しいです。
渡部豪太コメント
「ハムレット」という大作に、レアティーズという大役でこの度出演することになりました。
役者としてシェイクスピア作品に携わることが出来てとても嬉しいです。険しい道のりだとは思いますが、カンパニーの皆様と、楽しく前を向いて今の私にできることを精一杯出し切りたいと思います。
豊田裕大コメント
初めての舞台で、初めてのシェイクスピア作品で、わからないことだらけです。一方で、映画やドラマの現場との違いも興味深いです。不安や緊張だけでなくワクワク、たくさんの気持ちがすでに溢れています。その気持ち全部をこれから演じるフォーティンブラス役にぶつけて、一生懸命作り上げていけたらと思っております。
正名僕蔵コメント
2年前に「終わりよければすべてよし」で初めて吉田鋼太郎さんの演出を受け、舞台の楽しさを改めて教えていただきました。そんな鋼太郎さんの演出で、しかもなんと「ハムレット」に参加できることが非常に嬉しいです。と同時に私は役を全うできるのか、という不安と恐怖が裏側にあり、武者震いが止まりません。恐らく観客の皆さまも並々ならぬ期待を持って劇場にいらっしゃると思われますので、我々もさらに並々ならぬ熱量を持ってお迎えしたいと思います。どうぞご期待ください。
高橋ひとみコメント
長くお仕事をさせていただいておりますが、シェイクスピア作品は初めてです。自分が出演できるなんて、本当に夢のようです。今までたくさん観させていただいてきた分、どうしようどうしよう、ワクワク、ドキドキ、楽しみ、大きなことが待ってる、と、色々な感情が溢れておりますが……やっぱり喜びですね。この年齢になっても、初めてのことがまだまだあるんだなと思うのと同時に、鋼太郎さんの上演台本、演出、そして、初めて共演させていただける方々ばかりなので、本当に楽しみにしております。
吉田鋼太郎コメント
ハムレットがあらゆる戯曲の最高峰、最高傑作と呼ばれる事が稀ではないようです。
彩の国シェイクスピア・シリーズの評価と人気を不動のものにした故蜷川幸雄氏も生涯でこの芝居を全9回に渡って演出しており、まさに人生を賭けて取り組み続けた戯曲でもあるようです。それだけ演出家達、俳優達を魅了して止まない高く美しい山のような存在であるのかも知れません。 今回いよいよその最高峰を目指す事になりました。 さて、どのルートからアプローチするのか? アプローチの仕方によっては遭難する危険も孕んでいるでしょう。かと言って、今更初心者向けのルートを選ぶ事はしたくない。 幸い、今回は上級者用のルートを選ぶに相応しい心強いバディが集結しました。 だとすれば、迷う事なく最難関のルートを選択して、彼等と共に今まで見た事のない景色を見渡すことの出来る特別な頂きを目指そうと思っています。
この戯曲のテーマや構造、更には面白さ、完成度の高さについては沢山の人々、その無数の著述によって知る事が出来ます。ただ、今回ひとつだけ僕がしっかりと心に留めておきたい事があります。それは、この戯曲はシェイクスピアが彼の夭折した息子に捧げたものだったのではないかという事です。
息子の名前はハムネットでした。この想像は僕だけのものではないかも知れませんが、僕には想像ではなく、確信に思えて仕方ないのです。 シェイクスピアが、亡くなった息子の名前に酷似した名前をタイトルロールにした芝居。
大切に大切に、そして繊細にダイナミックに創って行きたいと思っています。
彩の国さいたま芸術劇場開館30周年記念 彩の国シェイクスピア・シリーズ2nd Vol.1「ハムレット」
2024年5月7日(火)~26日(日)
埼玉県 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
2024年6月
宮城県 仙台銀行ホール イズミティ21(仙台市泉文化創造センター) 大ホール
2024年6月
愛知県 愛知県芸術劇場 大ホール
2024年6月
福岡県 J:COM北九州芸術劇場 大ホール
2024年6月
大阪府 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
作:
翻訳:小田島雄志
演出・上演台本:
出演:
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彩の国シェイクスピア・シリーズ2nd Vol.1『ハムレット』
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