尾上菊五郎ら出演の「初春歌舞伎公演」来年は新国立劇場で開催

「令和6年初春歌舞伎公演」が、来年1月5日から27日まで東京・新国立劇場 中劇場で上演される。

「初春歌舞伎公演」は、毎年1月に東京・国立劇場で開催されてきた公演。国立劇場が建て替えに伴い10月末に閉場したため、来年は新国立劇場 中劇場で実施される。上演演目には「梶原平三誉石切 鶴ヶ岡八幡社頭の場」「芦屋道満大内鑑 －葛の葉－」「勢獅子門出初台」が並んだ。

「梶原平三誉石切」には、梶原平三景時役で尾上菊之助、大庭三郎景親役で坂東彦三郎、六郎太夫娘梢役で中村梅枝、俣野五郎景久役で中村萬太郎、梶原方大名役で市村竹松、梶原方大名役で市村光、青貝師六郎太夫役で嵐橘三郎、囚人剣菱吞助役で片岡亀蔵が出演。「芦屋道満大内鑑」では、女房葛の葉 / 葛の葉姫を梅枝、信田庄司を河原崎権十郎、庄司妻柵を市村萬次郎、安倍保名を中村時蔵が勤める。

新国立劇場が位置する“初台”の文字が入った「勢獅子門出初台」には、尾上菊五郎、菊之助、時蔵が登場する。チケットの一般販売は、12月13日10:00にスタート。