来年2月に上演される東京・シアター風姿花伝によるプロデュース公演の第10弾「夜は昼の母」に向けて、出演者の1人である
岡本は「今回Vol.10となる記念すべき作品『夜は昼の母』は、私が以前出演させて頂いた『終夜』と同じ作家、ラーシュ・ノレーンの代表作だそうです。彼の描く登場人物の言葉や描写は場面ごとに、日常であって日常を超越した重要な時間を創り出していきます。なぜ今この作品を上演するのか、なぜこの登場人物は、この言葉を吐くのか。 これは、「夜は昼の母」を読んでしまった人、観てしまった人、関わった人、出会ってしまった人達の心に入り込んで、我が身を振り返ってしまうような作品になる気がします」「この作品が、客席に座る皆様の心をどんな風に揺さぶり、どんな愛に到達していくのかを知らされていく時間。 ラーシュ・ノレーンは弱者の味方なんだと思いました。私が1番好きな劇場で、出来るだけ興味のある方々だけで、限られた特別な時間を体感して頂きたいと思っています。物凄い作品です! 劇場でお待ちしております★」とコメントした。
公演は2月2日から29日まで。なお本日10月27日に特設サイトがオープンし、チケットの先行販売についても発表される。
岡本健一コメント
私の地元である目白駅からしばらく歩き、道路沿いの玩具屋さん、クラウドファンディングによって最近出来たコーヒースタンドの上の階にある客席100名弱の特別なこの劇場で、今まで上演してきた風姿花伝プロデュースの作品群は、どれもが濃密でいて静かで激しく哀しくて、心を掻きむしられてしまう作品ばかりでした。
選ばれる戯曲、作品のチョイス、役者、スタッフ全員の演劇に対するそれぞれの強い思いが混ざり合い放出され、終演後には何故だか大きな愛を感じる舞台を届け続けています。
こんな日常的な場所で、世界中から選りすぐりの人間の思考を上演して、目に見える物語に創り上げてしまう公演は、他の劇場では味わえません。
今回Vol.10となる記念すべき作品「夜は昼の母」は、私が以前出演させて頂いた「終夜」と同じ作家、ラーシュ・ノレーンの代表作だそうです。
彼の描く登場人物の言葉や描写は場面ごとに、日常であって日常を超越した重要な時間を創り出していきます。
なぜ今この作品を上演するのか、なぜこの登場人物は、この言葉を吐くのか。 これは、「夜は昼の母」を読んでしまった人、観てしまった人、関わった人、出会ってしまった人達の心に入り込んで、我が身を振り返ってしまうような作品になる気がします。
感じたくないことをあえて感じるように、目を背けてはいけないものを微かな動きで啓示のように提示されていく時間。
思いを吐き出した瞬間に、違う思いに囚われてしまう時間。
いつまでも付着しているトラウマと一緒に、これからをどのように過ごすことになるのか考える時間。
私達にとって大切な時間。
この作品が、客席に座る皆様の心をどんな風に揺さぶり、どんな愛に到達していくのかを知らされていく時間。
ラーシュ・ノレーンは弱者の味方なんだと思いました。
私が1番好きな劇場で、出来るだけ興味のある方々だけで、限られた特別な時間を体感して頂きたいと思っています。
物凄い作品です!
劇場でお待ちしております★
風姿花伝プロデュースvol.10「夜は昼の母」
2024年2月2日(金)~29日(木)
東京都 シアター風姿花伝
作:ラーシュ・ノレーン
翻訳:ヘレンハルメ美穂
演出:
出演:
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竪山隼太 Hayata Tateyama @hayata_tateyama
岡本さんからの素敵なコメントが!!!
本当になんか演劇人の精神と時の部屋みたいなw
素敵な劇場なので、ぜひ観てほしい作品です!はー頑張ろ!皆様ぜひ!!! https://t.co/tC03BTvVTj