新国立劇場バレエ団「ドン・キホーテ」開幕、吉田都「見どころたっぷりの古典バレエの世界を楽しんで」

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新国立劇場バレエ団「ドン・キホーテ」が、昨日10月20日に東京・新国立劇場 オペラパレスで開幕した。

新国立劇場バレエ団「ドン・キホーテ」より。(撮影:鹿摩隆司)

新国立劇場バレエ団「ドン・キホーテ」より。(撮影:鹿摩隆司)

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これは、新国立劇場バレエ団の2023 / 2024シーズンの開幕公演。本公演で披露されるアレクセイ・ファジェーチェフ版「ドン・キホーテ」は、新国立劇場バレエ団が一番長く上演し続けているレパートリー作品で、今回で10回目の上演を迎える。劇中では、床屋のバジルと町娘キトリによるラブコメディが展開。初日はキトリを米沢唯、バジルを速水渉悟が務め、美しく力強い「ドン・キホーテ」の世界を立ち上げた。またカーテンコールには、新国立劇場へ指導のため18年ぶりに来日したファジェーチェフが登場。客席からスタンディングオベーションが贈られた。

新国立劇場バレエ団「ドン・キホーテ」より。(撮影:鹿摩隆司)

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開幕に際し、新国立劇場バレエ団の芸術監督・吉田都からコメントが到着。「新国立劇場バレエ団の新しいシーズンが、華やかさと楽しさに溢れた『ドン・キホーテ』で始まりました。新国立劇場バレエ団の『ドン・キホーテ』は、モスクワのボリショイ・バレエで活躍し、芸術監督も務めたA.ファジェーチェフ氏によるものです。彼によると、『ドン・キホーテ』はクラシックの粋を集めた舞踊芸術の華麗な祭典であり、プティパのバレエ作品の中でも最もモスクワらしい作品なのだそうです。そして、この『モスクワらしさ』は、何よりモスクワ派のバレエとボリショイの舞踊手に特有の、屈託のない大らかさ、遊びの感覚、即興的な自由がこの作品に溢れているところから生まれてくるそうです。皆さまにはテクニックが詰まったグラン・パ・ド・ドゥから端正な群舞、そしてスペイン舞踊と、見どころがたっぷりの古典バレエの世界を楽しんでいただきたいです」と思いを述べた。

上演時間は休憩ありの約2時間45分で、東京公演は10月29日まで。このあと本作は、11月3・4日に愛知・愛知県芸術劇場 大ホールでも上演される。

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新国立劇場バレエ団「ドン・キホーテ」

2023年10月20日(金)~29日(日)
東京都 新国立劇場 オペラパレス

2023年11月3日(金・祝)・4日(土)
愛知県 愛知県芸術劇場 大ホール

振付:マリウス・プティパ、アレクサンドル・ゴルスキー
改訂振付:アレクセイ・ファジェーチェフ
音楽:レオン・ミンクス
指揮:マシュー・ロウ、冨田実里
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

出演

キトリ:米沢唯柴山紗帆木村優里池田理沙子小野絢子
バジル:速水渉悟井澤駿渡邊峻郁福岡雄大、中家正博
ドン・キホーテ:趙載範、中島駿野
サンチョ・パンサ:福田圭吾、宇賀大将、小野寺雄
ガマーシュ:奥村康祐、小柴富久修

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おっくん! @0909okkun02

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