伊藤キムがGEROとWS参加者と“いま、ここ”の舞踏に向き合う「人間脱出」

伊藤キム＆GERO＆舞踏団 舞踏公演「人間脱出」が11月5日に東京・神楽坂セッションハウスにて上演される。

これは伊藤キムがGEROメンバーとワークショップ参加者とともに“いま、ここ”の舞踏に取り組む作品。会場の神楽坂セッションハウスには25年ぶりの登場となる。

開催に向けて伊藤は「タイトルの『人間脱出』は『自分を無くす』『自我を捨て去る』といった舞踏特有のコンセプトに由来し、同時に、小さくまとまって身の丈の域を出ない現在の『コンテンポラリーダンス』へのアンチテーゼの意味も含んでいます。一方で、単に舞踏ノスタルジーに陥るのではなく、現代に生きる私たちだからこその『いま、ここ』の舞踏を、シニカルでユーモアを交えた伊藤キム独特の視点も交えて表現します」とコメントした。

構成・演出・振付を伊藤が担当。出演者には伊藤のほか篠原健、高橋志帆、西川璃音、渡邉茜、そして石川佳、岩崎美智子、大澤嵩典、岡本亜希子、國松寛太郎、坂尾菜里、佐々木彩子、田中汰樹、田中弾、富田ろこ、俊作、中村未央、福田知枝、吉田聖菜が名を連ねた。