ガラパ「ひとんちで騒ぐな」開幕、川口大樹「初期衝動が令和に甦った感じ」

万能グローブ ガラパゴスダイナモス「ひとんちで騒ぐな」が昨日9月7日に福岡・西鉄ホールで開幕した。

「ひとんちで騒ぐな」は、2007年に初演されその後も上演を重ねている、家を舞台にしたコメディ。劇中では、数年ぶりに実家に帰ってきた男の物語が展開。勘介は親の反対を押し切り、役者を目指すため上京したが、実はすでに夢を諦め、ADのバイトをしていた。地方ロケの番組スタッフとして、家族旅行の隙を見計らって実家に帰ってきた勘介だったが……。

作・演出を手がける川口大樹は、開幕に際し「10数年振りの再演です。笑いの賞味期限は足の早いものなので、これが今のお客さんにとって面白いものなのかスリリングだったのですが、初日があけ、2023年のお客さんにも大いに笑っていただけてほっと胸を撫で下ろしました。初期衝動が令和に甦った感じです。福岡のど真ん中で、コメディとしかいいようのないコメディをやっています。ただただ楽しんでもらえたらと思います」とコメントした。

上演時間は約1時間50分。公演は9月9日まで。