ハツビロコウ「ワーニャ伯父さん」松本光生、チェーホフ作品の“底知れぬ面白さ”に触れる

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ハツビロコウ「ワーニャ伯父さん」が昨日9月5日に東京・シアター711で開幕した。

ハツビロコウ #15「ワーニャ伯父さん」より。

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ハツビロコウ #15「ワーニャ伯父さん」より。

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これは、アントン・チェーホフの「ワーニャ伯父さん」を、松本光生の上演台本・演出で立ち上げるもの。ハツビロコウがチェーホフ作品に挑むのは、昨年上演された「かもめ」に続き2作目となる。

ハツビロコウ #15「ワーニャ伯父さん」より。

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開幕に際し、松本は「今回、『ワーニャ伯父さん』をやってみようと思ったのは、昨年の春、同じチェーホフの『かもめ』を上演した際、チェーホフの持つ底知れない面白さに少しだけ触れたような気がしたからだ。台本を精査し、それを充分理解したつもりで稽古場に行くと、俳優の実際の行動によってその解釈が次々と覆される。チェーホフの言葉は、その言葉を発する俳優の身体によって、その意味が大きく変わる可能性を持っていることに気付かされたのである」とチェーホフ作品の魅力を語った。

ハツビロコウ #15「ワーニャ伯父さん」より。

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出演者には松本のほか、井上智之石塚義高吉富英治、深町麻子、平子亜未、小林芽が名を連ねた。上演時間は約2時間で、公演は9月10日まで。なおハツビロコウは来年4月、同じくチェーホフの「三人姉妹」を東京・小劇場B1にて上演する。

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ハツビロコウ #15「ワーニャ伯父さん」

2023年9月5日(火)~10日(日)
東京都 シアター711

作:アントン・チェーホフ
上演台本・演出:松本光生
出演:井上智之石塚義高吉富英治、深町麻子、平子亜未、小林芽、松本光生

※石塚義高の「高」ははしご高が正式表記。

ハツビロコウ #16「三人姉妹」

2024年4月
東京都 小劇場B1

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