ハツビロコウが4作目のイプセンで「幽霊」上演、U-22チケットも導入

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ハツビロコウ #18「幽霊」が、3月25日から30日まで東京・シアター711で上演される。

ハツビロコウ #18「幽霊」チラシ表

ハツビロコウ #18「幽霊」チラシ表

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これまでヘンリック・イプセンの「野鴨」「民衆の敵」「ヘッダ・ガブラー」を上演してきたハツビロコウが今回は「幽霊」に取り組む。出演者には千賀由紀子、岡田隆成、高田賢一、田村真帆、そして上演台本・演出も務める松本光生が名を連ねた。

松本は「風習、道徳、信仰、希望、血縁、過去と未来…形はなくとも私たちを縛り、律し、動機づけるもの。その影。【私たちはみんな、幽霊に支配されているんです】イプセンの言葉を読解しながら、今回も愚直に創作を続けます」と語った。

なお今回はハツビロコウ初の試みとして、U-22チケットが導入される。U-22チケットの申し込みは3月20日まで。

松本光生コメント

「幽霊」は有名戯曲「人形の家」の2年後に発表され、扱った内容から当時騒然たる議論を掻き立て、ノルウエーの劇場ではその後20年近く上演されることがありませんでした。しかしイプセンは「ノラのあとにはアルヴィング夫人がこなければなりませんでした」と友人に書き送ったように、必然としてこの物語を書いたと言われています。

風習、道徳、信仰、希望、血縁、過去と未来…

形はなくとも私たちを縛り、律し、動機づけるもの。その影。

【私たちはみんな、幽霊に支配されているんです】

イプセンの言葉を読解しながら、今回も愚直に創作を続けます。

ハツビロコウの「幽霊」にどうぞご期待ください。

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ハツビロコウ #18「幽霊」

2025年3月25日(火)〜30日(日)
東京都 シアター711

スタッフ

原作:ヘンリック・イプセン
演出・上演台本:松本光生

出演

千賀由紀子 / 岡田隆成 / 高田賢一 / 田村真帆 / 松本光生

※学生料金あり。

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