舞台は小さな探偵社、ザ・プレイボーイズ新作「ハロー、妖怪探偵社」に橘花梨・結城洋平ら

善雄善雄が主宰するザ・プレイボーイズの新作公演「ハロー、妖怪探偵社」が、11月22日から28日まで東京・小劇場B1で上演される。

本作は、小さな探偵社を舞台に、妖怪や夢、気持ちなど目に見えないものが“跋扈”するSF青春ミステリーコメディ。ある日、事務所にふいと女性が入って来て、依頼を持ちかける。話を聞くと、大学の同期生や、ある研究員との関係が明らかになっていき……。出演者には、前作「きみ、僕の世界のなんなのさ」に続いて参加するおなか☆すいたろう、村田和明、濱尾咲綺のほか、ザ・プレイボーイズ公演に初参加となる久保乃々花、鈴政ゲン、橘花梨、田中祐希、結城洋平が名を連ねた。

作・演出を担う善雄は「いい意味でバケモノみたいな俳優・スタッフの皆様にもお集まりいただけたことですし、1000年先にも届くような優しい物語を紡げたらと思います」とコメントした。

チケットの一般販売は10月14日12:00にスタート。

善雄善雄コメント

ザ・プレイボーイズ主宰、善雄善雄です。よく見たら劇団名も芸名もあやしげだなと自分でも戦慄しています。

さて、11月下旬に下北沢で新作をやります。妖怪にまつわるお話です。

妖怪は「妖」も「怪」も「あやしい」と書きますね。なんだかシンパシーがすごいです。

そのときその時代の不思議なことや異端なものに与えられた妖怪としての名前。中には1000年以上語り継がれることもある彼らですが、現代から見れば「ただの人間じゃん」みたいなことも珍しくはありません。

もしも自分がそんなふうに妖怪と呼ばれ、未来の図鑑に載ってたらどんな気分だろうと想いを馳せつつ、いい意味でバケモノみたいな俳優・スタッフの皆様にもお集まりいただけたことですし、1000年先にも届くような優しい物語を紡げたらと思います。

よく知らない劇団だからとか、名前でなにかを決めつけたりせず、会いに来てもらえたら嬉しいです。妖怪火の車がやばいのでお願いします本当に……！