ポーカーに興じる小日向文世たち、栗山民也演出「海をゆく者」ビジュアル解禁

栗山民也が演出を手がける、PARCO劇場開場50周年記念シリーズ「海をゆく者」のメインビジュアルが公開された。

このたび公開されたメインビジュアルには、出演者の小日向文世、高橋克実、浅野和之、大谷亮介、平田満が、ポーカーゲームに興じている姿が収められている。そのほかにも5人の表情を大きくとらえたビジュアルやチラシ画像、本作のティザー動画も公開された。

「海をゆく者」はアイルランドの劇作家コナー・マクファーソンの作品。日本では2009年、2014年に栗山の演出で上演された。今回は約9年ぶりの上演となる。劇中ではアイルランドのダブリン北部を舞台に、クリスマスイブに集まる“ダメ男”たちの物語が展開。海沿いの町にある古びた家に、とある兄弟が2人で暮らしていた。大酒飲みの兄リチャード（高橋）は最近目が不自由になり、その世話のために戻ってきた弟シャーキー（平田）は酒癖が悪く、今は禁酒中。陽気な性格のリチャードは、クリスマスイブの日も朝から近所の友人アイヴァン（浅野）と飲んだくれ、シャーキーが顔を合わせたくないニッキー（大谷）を「クリスマスだから」とカードに誘ってしまう。さらにニッキーが、シャーキーが“忘れたくとも忘れられなかった”男ロックハート（小日向）を連れてきて……。

公演は12月7日から27日まで東京・PARCO劇場、来年1月7日に新潟・りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館、12日から14日まで愛知・穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール、17日に岡山・岡山芸術創造劇場ハレノワ 中劇場、20・21日に福岡・キャナルシティ劇場、24日に広島・JMSアステールプラザ 大ホール、27日から29日まで大阪・サンケイホールブリーゼで行われる。東京公演分チケットの一般販売は9月30日にスタート。

※動画は現在非公開です。