したためが岸井大輔の一人芝居を2本立てツアー、和田ながら「今年が三度目の正直」

ひとり芝居二本立て公演三都市ツアー したため「埋蔵する」「ふるまいのアーキビスツ」が7月7・8日に長野・犀の角、28・29日に京都・UrBANGUILD、8月4日から6日まで東京・美学校 本校にて上演される。

これは京都を拠点に活動を展開するユニット・したためが、劇作家・岸井大輔の一人芝居2編を和田ながらの演出で上演する企画。本公演は一昨年、昨年と計画されていたが、3年越しに実現する。

上演に向けて岸井は「紙の雑誌も消えていき、ゆっくり考えることがほとんど不可能な世相に、どうあれるのか、と上演芸術は尋ねられているのだと思います」、和田は「ただでさえ上演ができないように書かれているふたつの戯曲が、去年おととしと二度もつづけて新しいウイルスの蔓延による上演不能に阻まれ、今年が三度目の正直。この間、ずっとずっと思い出しなおしつづけてきた、いずれも徹底してレガシーについての作品です」とコメントした。

なお各公演の終演後には、ゲストと演出家の和田とのトークが予定されている。