ルサンチカ「殺意」開幕、河井朗「緑川美沙という一人の人間に日々問いを続けています」

ルサンチカ「殺意（ストリップショウ）」が昨日5月15日開幕した。

これは三好十郎による戯曲。ナイトクラブのステージで、引退ショーを行うストリップダンサーの緑川美沙は、生まれてから敗戦を経て東京でダンサーになるまでの思いを、自身最後のステージで語り始め……。

開幕に際し演出の河井朗は「三好十郎が書いた緑川美沙という一人の人間に日々問いを続けています。これまでのインタビューの創作と変わらず、語られた言葉として本作を上演します」とコメントした。公演は5月21日まで、東京・アトリエ春風舎にて行われる。上演時間は約1時間45分。

河井朗コメント

三好十郎が書いた緑川美沙という一人の人間に日々問いを続けています。

これまでのインタビューの創作と変わらず、語られた言葉として本作を上演します。

アトリエ春風舎をストリップ劇場に見立て、出演の渡辺綾子さんを緑川美沙に見立て、70年前と今を見比べて、

このような人たちがいたという事を覚えておいていただくためのものとなれば幸いです。

皆様のご来場おまちしています！