ルサンチカ河井朗が太田省吾「更地」を“記憶のモニュメント”として演出

ルサンチカ「更地」が5月15日から18日まで京都・京都芸術センター フリースペースにて上演される。

これは、異なる専門性や価値観を持つ者同士の対話を通して、挑戦的な芸術文化を創造するために京都芸術センターが行っている”Co-program”の、2025 カテゴリーAに採択されたルサンチカによる企画。本公演では太田省吾の「更地」を河井朗の演出により立ち上げる。上演に向けて河井は「本上演では、『更地』という場所、ならびに『更地』という戯曲を、記憶のモニュメントとして扱う。 出演者たちは、か つて誰かが立っていた場所の案内人=ガイドとなり、観客と共に舞台空間を共有する。彼らは『すべてを知っている者」』ではなく、『知ろうとしながら、その隣に立つ者』として存在する。語られる言葉には、過去の声と、現在ここに立つ自分自身の声が重なり合う」と作品へのアプローチを語った。

なお5月12日にはプレビュー公演が行われる。

ルサンチカ「更地」

2025年5月15日（木）〜18日（日） ※公演終了
京都府 京都芸術センター フリースペース

スタッフ

作：太田省吾
演出：河井朗

出演

田辺泰信 / 中村彩乃

※25歳以下割引あり。