舞台「キングダム」に、
壤は、劇団四季の後輩にあたる王騎役の
信役の
「キングダム」は、2006年から「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載されている
公演は2月5日から27日まで東京・帝国劇場、3月12日から19日まで大阪・梅田芸術劇場 メインホール、4月2日から27日まで福岡・博多座、5月6日から11日まで北海道・札幌文化芸術劇場 hitaruで行われる。
壤晴彦コメント
僕は先輩・後輩を問わず「いい!」と思う人には常に敬意を感じます。劇団四季では大先輩の日下武史さん、同期の鹿賀丈史、そして後輩の山口祐一郎君がそうでしたね。
俳優としての演技に“清潔感がある”というのが共通項でしょうか?
彼が抜擢された「オンディーヌ」では水界の王の僕と彼のハンスはやりとりがなかった。彼とは「ジーザス・クライスト・スーパースター」でイエスとピラトで歌の応酬をしたのみ……今回初めて台詞を交わす事になります。
それもこんなに壮大な物語の中で……昭王と王騎としては信頼と敬意を。竭氏としては不穏な腹の探り合い……ゾクゾクしますね。楽しみです。
山口祐一郎コメント
壤晴彦さんへ
キングダム稽古場でお姿を拝見したとき、突然、1970年代後半にタイムスリップしました。私が研究生で朝の掃除を終えテラスで水を飲もうとすると、そこには既に、ケーツーさん(劇団では麦草平さんだったのですが、みなさん本名のケーツーさんと呼んでいらした)が、木洩れ日の中でベンチに腰掛け台本を読んでいらっしゃる。
「あっ、麦さん(心はケーツーさんでした)」
「……」
「あっ、お邪魔してすみません。あっ、おはようございます。私、17期山口祐一郎と申します」
「嗚呼、君か。次のジーザス。頑張れよ」と白い歯を見せた。格好良いなケーツーさん、と思った。
後年、ジロドゥーの「オンディーヌ」のハンスに抜擢されたとき、壤さんがぼくのチューター(個人指導教師)に専任された。そのとき演出家が呟いた。
「ホントは、ケーツーみたいに出来る奴が演じるべきなんだけどなぁ」
(その通りだよな)とぼくも素直に得心していた。だって、壤さんが紡ぎ出す科白には誰もが感動するのだから。
壤さん。2023年、不肖な弟子との共演。どうぞよろしくお願いいたします。
三浦宏規コメント
現在稽古真っ只中ですが、とてつもないパワーを持つ作品になると確信しています。
信じられないほどの運動量の舞台ですが、この稽古場は熱気に満ち溢れていて、笑いも絶えず、
とてもいい環境でお稽古をさせていただいています。
そして壤晴彦さんの出演も発表になりました。
読み合わせの時、壤さんの第一声を聞いた瞬間に稽古場の誰もがその重厚感のあるお声に、心と耳が震えたと思います。
目の前で毎日お芝居を見させていただけることが本当に幸せです。
自分も出演していますが、キャストの皆様があまりにも凄すぎて、もはや見に行くのを楽しみにしている時もあるほどです(笑)
舞台「キングダム」ますます盛り上がってまいりました。
さて明日からは本番と同じセットでのお稽古です。
ワクワクが止まりません!
高野洸コメント
信役に追いついていくのがやっとな中、壤さん・山口さんのお芝居と存在感を目にする度に気が引き締まります。
最新の稽古状況については、殺陣も全てつきましたが本当にかっこいいです。本物の軍と比べると人の数はもちろん劣りますが、目の前に中華の戦場が広がっています。そしてどれも派手でリアルです。
初日までの残り時間を大事に、やれることをやりきります!
山田和也コメント
舞台「キングダム」の稽古は今まさに佳境です。ここ数日は2幕のクライマックス場面に取り組んでいるのですが…… 主要キャストの殆どが入り乱れることになるので、演出家なのに目が幾つあっても足りません。そんな「キングダム」の世界に壤晴彦さんをお迎えすることになりました。数々の話題作に出演されていらした壤さんですが、私は特にミュージカル「レディ、ビー・グッド!」の壤さんが大好きでした。ご一緒できるのは最高の喜びです。
舞台「キングダム」
2023年2月5日(日)~27日(月)
東京都 帝国劇場
2023年3月12日(日)~19日(日)
大阪府 梅田芸術劇場 メインホール
2023年4月2日(日)~27日(木)
福岡県 博多座
2023年5月6日(土)~11日(木)
北海道 札幌文化芸術劇場 hitaru
原作:「
脚本:
演出:
音楽:KOHTA YAMAMOTO
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