ミュージカル「スクルージ」2022年版に向け市村正親「どんな旅ができるのか楽しみ」

市村正親が主演を務めるミュージカル「スクルージ～クリスマス・キャロル～」の製作発表が、昨日11月21日に東京都内で行われた。

本作は、イギリスの作家チャールズ・ディケンズの小説「クリスマス・キャロル」を原作とするミュージカル。日本では1994年に初演され、市村は初演からタイトルロールのスクルージ役を演じてきた。

製作発表には演出の井上尊晶、主演の市村のほか、ボブ・クラチット役の武田真治、ハリー / 若き日のスクルージ役の相葉裕樹、ヘレン / イザベル役の実咲凜音、ジェイコブ・マーレイ役の安崎求、クラチット夫人 / 過去のクリスマスの精霊役の愛原実花、フェジウィッグ夫人役の今陽子、そして現在のクリスマスの精霊役を務める今井清隆が登壇した。

会見では出演者が、劇中歌「オープニング～クリスマス・キャロル～」「どうもありがとう」「もう一度はじめるぞ」を披露。上演に向け市村は「常々、芝居というのはひとつの旅をしているようなものだと思っています。この物語では、スクルージが過去・現在・未来のクリスマスの精霊たちと出会うことで、ひと晩のうちに彼が変化する“旅”が描かれます。今年は稽古を通してどんな旅ができるのか、どんな気持ちが生まれるのか。楽しみに演じたいと思います」と語った。

公演は12月7日から25日まで東京・日生劇場にて。なおホリプロステージの公式YouTubeチャンネルでは、製作発表のダイジェスト動画が公開されている。