音楽劇「歌妖曲~中川大志之丞変化~」が、昨日11月6日に東京・明治座で開幕した。
本作は
出演者には桜木輝彦 / 鳴尾定役の中川のほか、
初日に際して行われた取材会で中川は「武者震いというか、高揚感と緊張感に包まれた気持ちになりました」と心境を明かし、「昭和のスター歌手役なので、当時の歌手の方の映像や写真を見ながら役に取り入れました。たくさんの方を参考にしているので、想像しながら観てほしい」とコメント。
中川は、公演名に自分の名前が入っていることに関し、「あとにも先にもないことだと思う」と笑い、「僕自身も初めての挑戦で、未知なことだらけですが、ここから全48公演の旅が始まります。何よりお客さまに会えるのが本当に楽しみ。お客さまと一緒にこの公演を完成させられたら」と呼びかけた。
また松井は自身が演じる蘭丸杏について、「出てきたところから最後までずっと人のことを恨んでいる執念深い女。全48公演、一瞬の隙もないくらいずっと恨みのオーラを放ちながら舞台上に立っていたい」と話し、「何度観てもラストシーンの中川さんの姿に、心をグッとつかまれる。何度でもこの作品を観たいと思いますし、中川さんのすごさを毎回感じています」と語った。
チンピラ・徳田誠二役の浅利は、自身の役柄を「彼には生きるか死ぬかの2択しかない。とにかく前に進むことしかできず、かつ義理人情に厚い人物だと思う」と分析。また明治座の玄関横に立つのぼりに言及して、「“浅利陽介”と大きく書いてあって、あれはテンション上がりますね。作っていただけてうれしい」と喜びをのぞかせた。
公演は11月6日から30日まで明治座、12月8日から12日まで福岡・キャナルシティ劇場、17日から25日まで大阪・新歌舞伎座にて。
音楽劇「歌妖曲~中川大志之丞変化~」
2022年11月6日(日)~30日(水)
東京都 明治座
2022年12月8日(木)~12日(月)
福岡県 キャナルシティ劇場
2022年12月17日(土)~25日(日)
大阪府 新歌舞伎座
作・演出:
出演:
※岩崎巧馬の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。
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NOBUHIRO MATSUZAWA @matsu__nobu
三銃士企画「歌妖曲」開幕!プロジェクション映像を担当しております。中川大志さん、大劇場に相応しい圧倒的な華。映像チームは新たな出会いもあり、風通しよく、クリエイションできました。この仕事を始める前から倉持裕さんの作品は見てきたので、嬉しい。大好きな作品。ぜひ、明治座へ!何度でも。 https://t.co/JDCEJ0R1MP