市川青虎が猿翁十種「蚤取男」に挑む、本編&ドキュメンタリーを上映

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「不易流行 早速ですが、市川青虎の会~猿翁十種『蚤取男』への挑戦~」が、10月29日に東京・東劇で上映される。

「不易流行 早速ですが、市川青虎の会~猿翁十種『蚤取男』への挑戦~」ビジュアル

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これは、市川青虎が猿翁十種「蚤取男」を踊り、その映像を映画館で上映する企画。本興行において「蚤取男」が披露されたのは、1984年に東京・歌舞伎座で上演されたものが最後となる。なお1984年の「蚤取男」には、青虎の師匠・市川猿翁が出演した。

青虎は、本企画に挑戦するにあたり、猿翁から「『蚤取男』を演じるのであれば絶対に市川寿猿から教わるように」と言われたことを明かし、「寿猿さんは歌舞伎界最年長の92歳の役者さんです。師匠のお爺様の初代市川猿翁さんが『蚤取男』をなさったときには後見を、師匠のお父様である三代目市川段四郎さん、ご兄弟の四代目市川段四郎さん、そして師匠とも一緒に何十年もご自身の持ち役として『蚤取男』では外せない役『猫』を勤めていらっしゃいました」と述べる。

なお上映会では、「蚤取男」の本編に加え、寿猿から指導を受ける青虎の姿を収めたドキュメンタリーも上映される。青虎は「寿猿さんが知っていること、教えてくださることを理解し、先人たちの芸を自分だけではなく、後世にもきちんと映像として残しておきたい。自分が教えて頂いたものを発表する『蚤取男』だけでなく、それが出来るまでの過程や継承していく姿をドキュメンタリーでご覧いただきたいと思い、今回は映像作品として制作することを企画しました」と語った。

なお9月30日まで、映像制作費やBlu-rayの制作費を募るクラウドファンディングが行われている。詳細は公式サイトを確認しよう。

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「不易流行 早速ですが、市川青虎の会~猿翁十種『蚤取男』への挑戦~」

2022年10月29日(土)
東京都 東劇

出演

蚤取男:市川青虎
猫:市川右田六
長唄:杵屋佐喜
鳴物:田中傳次郎

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