熟成された妙技を是非劇場で、庭劇団ペニノ「笑顔の砦」東京公演開幕

庭劇団ペニノ「笑顔の砦」国内最終公演が9月3日にスタート。新潟公演を経て、本日10日に東京・吉祥寺シアターで東京公演が開幕した。

「笑顔の砦」は2006年に東京で初演され、2018年に大阪でリクリエーションされるなど上演を重ねてきた、タニノクロウ率いる庭劇団ペニノの代表作の1つ。日本海に面した小さな漁港街にあるアパートの、隣り合う2部屋を舞台に、住民たちそれぞれの人生が描かれる。

開幕に際し、作・演出を手がけるタニノは「マニアックでヘンテコな作品を作ってきた私ですが、この作品は幅広い方に観ていただける人情芝居です。でも、隠しきれない偏執的な部分もたくさんあって、それも同時に楽しんでいただきたいです」と言い「四年間上演を繰り返すことで、俳優・スタッフの皆様が練り上げ、熟成された妙技を是非劇場で体感していただきたいと思います」と自信をのぞかせた。

東京公演は9月19日まで行われ、24・25日に三重・三重県文化会館 小ホールでも上演される。

タニノクロウ コメント

いよいよ「笑顔の砦 国内最終公演」が始まりました。マニアックでヘンテコな作品を作ってきた私ですが、この作品は幅広い方に観ていただける人情芝居です。でも、隠しきれない偏執的な部分もたくさんあって、それも同時に楽しんでいただきたいです。

四年間上演を繰り返すことで、俳優・スタッフの皆様が練り上げ、熟成された妙技を是非劇場で体感していただきたいと思います。お待ちしております!!