WIPを経て、OiBokkeShi新作公演「エキストラの宴」が岡山県奈義町で1日限定上演

令和4年度奈義町人権教育講演会 OiBokkeShi特別演劇公演「エキストラの宴」が7月17日に岡山・奈義町文化センター 大ホールにて上演される。

本作は、岡山県奈義町で開催された演劇ワークショップ参加者と、OiBokkeShiのメンバーによって3月に行われたワークインプログレスの本公演。OiBokkeShiの看板俳優である96歳の俳優・岡田忠雄も出演する。

舞台は岡山県北にある小さな町の民宿。町の人たちが出演する映画が制作されることになるが、主演の岡谷正雄は骨折してしまい……。

上演に向けて、作・演出を手がける菅原直樹は「今作では、作品を完成させること以上に作品を作るプロセスが大切だと実感しています。お客さまには、さまざまな人々がお互いの個性を認め合い、ともに表現を楽しんでいる場そのものに参加していただくような、そんな観劇体験を楽しんでいただければ幸いです。 高齢になっても、障がいがあっても、認知症になっても、地域で共に楽しみながら生きていく。地域共生社会の未来を描くことができたらと思います」とコメントした。

菅原直樹コメント

「エキストラの宴」は、3月に行ったワーク・イン・プログレス（公開稽古）を経て、満を持しての本公演を迎えます。ただ、もしかしたら今回もワーク・イン・プログレスになってしまうかもしれません（笑）。今作では、作品を完成させること以上に作品を作るプロセスが大切だと実感しています。お客さまには、さまざまな人々がお互いの個性を認め合い、ともに表現を楽しんでいる場そのものに参加していただくような、そんな観劇体験を楽しんでいただければ幸いです。 高齢になっても、障がいがあっても、認知症になっても、地域で共に楽しみながら生きていく。地域共生社会の未来を描くことができたらと思います。