「僕の大好きな最悪な飲み会」開幕に中村元樹「強めのメトロンズで酔っ払って下さい」

メトロンズ「僕の大好きな最悪な飲み会」が、本日5月4日に東京・赤坂RED/THEATERで開幕した。なお記事には舞台写真が含まれているため、ネタバレを避けたい読者は注意してほしい。

メトロンズは、しずる、ライス、サルゴリラの3組に、作家・演出家の中村元樹を加えた7人組ユニット。第3回公演「僕の大好きな最悪な飲み会」では、しずるのKAƵMAが脚本を担当し、中村が演出を担う。

とある居酒屋に建設会社タケシタの社員が集まり、退職する根本の送別会を開いていた。独自の仕事論を語る先輩は転職の覚悟を絶賛するが、「マンガ家になる」という退職後の夢を同期に暴露され、根本は激怒。社員たちは夢を応援すると言うものの、楽しかったはずの送別会に潜んでいたそれぞれの不満が次第に表面化する。もめごとが起きそうになったそのとき、彼らの背後から“飲み会”がやって来て……。

中村は「本作は飲み会をテーマに描いていますが、その飲み会は真面目で馬鹿で、現実的でファンタジーで、大好きで最悪です。相反するものが目まぐるしく融け合います。舞台をご覧になった方は、今までにない変な感覚になると思います。是非、強めのメトロンズで酔っ払って下さい」とコメントした。公演は5月8日まで行われ、同日17:00開演回では配信も行われる。

中村元樹コメント

今回、稽古期間中にメンバーにコロナ陽性者が出るなど、今までにない事態に苦戦する日々でした。しかしそれを乗り越えたことで、メトロンズは強くなったと思います。

本作は飲み会をテーマに描いていますが、その飲み会は真面目で馬鹿で、現実的でファンタジーで、大好きで最悪です。相反するものが目まぐるしく融け合います。舞台をご覧になった方は、今までにない変な感覚になると思います。

是非、強めのメトロンズで酔っ払って下さい。