顔を上げて…宝塚歌劇宙組「NEVER SAY GOODBYE」東京へ、真風涼帆「世界で起きていることを感じながら」

27

269

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 53 180
  • 36 シェア

宝塚歌劇宙組「ミュージカル『NEVER SAY GOODBYE』-ある愛の軌跡-」の東京・東京宝塚劇場公演が、明日4月2日に初日を迎える。それに先駆けて、本日1日に通し舞台稽古が行われた。

真風涼帆潤花が出演する「NEVER SAY GOODBYE」は、フランク・ワイルドホーン小池修一郎がタッグを組み、2006年に宙組で初演されたミュージカル。本作は初演時、読売演劇大賞優秀作品賞に輝き、作・演出の小池が芸術選奨文部科学大臣賞を受賞を受賞した。16年ぶりの再演となる今回、東京公演以前に予定されていた兵庫・宝塚大劇場での2月5日から27日までの公演は、新型コロナウイルスの影響で中止となった。

劇中では、新作ハリウッド映画の製作発表パーティで出会ったカメラマンのジョルジュ・マルロー(真風)と社会派のアメリカ人劇作家キャサリン・マクレガー(潤)が、互いに惹かれ合いながらもスペイン内戦に巻き込まれていく様子が描かれる。2人を軸に、ファシズムと闘う人々の信念と愛が、ワイルドホーンによる珠玉のメロディに乗せて紡がれる。

真風は、スペイン内戦の真実を記録せんと使命を燃やす主人公ジョルジュを熱演。相手役の潤はリベラルなアメリカ人劇作家キャサリンの意志の強さを凛とした雰囲気で演じた。そのほか、バルセロナ出身のマタドールで革命に身を投じるヴィセント・ロメロ役で芹香斗亜が出演する。真風は東京公演初日を前に「初舞台を踏んだ作品を再演できることに喜びを感じると共に、身の引き締まる思いでいます。初日を目前とし、出演者全員とお稽古できていることに感謝すると共に、今、世界で起きていることを感じながら、この作品に向き合っています」と思いを語った。

公演は5月1日まで。なお既報の通り、千秋楽公演となる同日13:30開演回が全国各地の映画館でライブビューイング、Rakuten TV、U-NEXT、dTVで配信される。

真風涼帆コメント

初舞台を踏んだのは、桜咲くこの時期でした。

そして、その初舞台を踏んだ作品を再演できることに喜びを感じると共に、身の引き締まる思いでいます。

初日を目前とし、出演者全員とお稽古できていることに感謝すると共に、今、世界で起きていることを感じながら、この作品に向き合っています。

まだまだ、コロナ禍は続きますが、お客様、ファンの皆様にとって、ご感激いただく3時間が特別な時間となりますよう、出演者全員で精一杯舞台を務めて参りますので、

千秋楽までよろしくお願い申し上げます。

宝塚歌劇宙組「ミュージカル『NEVER SAY GOODBYE』-ある愛の軌跡-」

2022年2月5日(土)~3月14日(月)※公演終了
兵庫県 宝塚大劇場

2022年4月2日(土)~5月1日(日)
東京都 東京宝塚劇場

作・演出:小池修一郎
作曲:フランク・ワイルドホーン
出演:真風涼帆潤花 ほか

※2月5日から27日までの兵庫公演は、新型コロナウイルスの影響で中止になりました。

全文を表示

読者の反応

タカラヅカ歌劇ポータル │ 宝塚歌劇・宝塚OG情報を発信中 @zukazuka_info

【公演レポート】顔を上げて…宝塚歌劇宙組「NEVER SAY GOODBYE」東京へ、真風涼帆「世界で起きていることを感じながら」(舞台写真 / コメントあり) https://t.co/oVXIbsXydN

コメントを読む(27件)

関連記事

宝塚歌劇団のほかの記事

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャのステージナタリー編集部が作成・配信しています。 宝塚歌劇団 / 真風涼帆 / 潤花 / 小池修一郎 / フランク・ワイルドホーン / 芹香斗亜 の最新情報はリンク先をご覧ください。

ステージナタリーでは演劇・ダンス・ミュージカルなどの舞台芸術のニュースを毎日配信!上演情報や公演レポート、記者会見など舞台に関する幅広い情報をお届けします