Hey! Say! JUMP高木雄也がフリーター演じる、三浦大輔の「裏切りの街」幕開け

Hey! Say! JUMPの高木雄也が主演を務めるパルコ・プロデュース「裏切りの街」が、本日3月12日に東京・新国立劇場 中劇場で開幕した。

「裏切りの街」は2010年に初演された三浦大輔の作・演出作品。同作は2020年5・6月に上演される予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止になっていた。今回は中止公演に続いて、主人公の無気力なフリーター・菅原裕一役に高木がキャスティングされている。劇中ではフリーターの菅原と平凡な専業主婦・橋本智子を中心とした物語が展開。菅原には長年付き合っている恋人が、智子には夫がいた。出会い系サイトで知り合った菅原と智子は、あいびきを繰り返すが……。

初日に際し、作・演出の三浦は「『誰がそこ気にするんだ！』という、僕の細かすぎる演出に、役者、スタッフ一同、ついてきて頂き、本当に感謝しております。まだ、コロナ禍のご時世ですが、それがゆえ、今、見るべき作品になっていたら幸いです」とコメント。舞台初単独主演となる高木は、2年越しの開幕を喜びつつ「まだコロナの影響もあり、思うように稽古が進まなかったり、苦労した部分も多かったですが、出演者全員で楽しんで一つのものをつくっていくことを大切にしていきたいです」と意気込みを語った。

なお出演予定だった奥貫薫が新型コロナウイルス感染症の陽性者となったことを受け、当面の間、智子役を呉城久美、裕子役を日高ボブ美が演じる。東京公演は3月27日まで。その後3月31日から4月3日まで、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール公演も行われる。

三浦大輔コメント

2年前の緊急事態宣言による公演中止を経て、やっと、皆様に、「裏切りの街」をお見せすることができます。とても嬉しく思っています。再演するにあたって、この作品の難しさと改めて、向き合うことになり、稽古はとてつもなく苦労しましたが、その成果を今は楽しみにしております。「誰がそこ気にするんだ！」という、僕の細かすぎる演出に、役者、スタッフ一同、ついてきて頂き、本当に感謝しております。

まだ、コロナ禍のご時世ですが、それがゆえ、今、見るべき作品になっていたら幸いです。劇場でお待ちしております。

高木雄也コメント

本来であれば2年前に迎えているはずだったので、今こうして無事に初日を迎えられることが嬉しいです。

まだコロナの影響もあり、思うように稽古が進まなかったり、苦労した部分も多かったですが、出演者全員で楽しんで一つのものをつくっていくことを大切にしていきたいです。

そして、このようなご時世のなか、劇場に足を運んでいただき、舞台のために時間を使ってくださることに感謝の気持ちでいっぱいです。この世界観に浸っていただけるように、全力を尽くしていきます。