NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」の新しい人形劇「ファンターネ!」が4月にスタート。その原案・作を
「ファンターネ!」の舞台は、想像上の生き物や妖怪、無性別の植物、動物、鳥、虫、魚など、あらゆる種族が共存するファンターネ島。島で暮らす、3歳のカッパの女の子・みももと、3歳10カ月のひょうたんの子供・やころ、5歳のライオンの男の子・ルチータを中心とした物語が展開する。
昨日2月16日に行われた記者会見で松居は、「ひょいっと外に出歩けないような息詰まる時代に、でもだからこそタネという何にでもなれる存在に、目次くんと願いを込めました。子どもたちには、友だちに会いに行くような気持ちで見てほしいです。できないことに落ち込むんじゃなくて、できることを見つけよう。笑うことも食べることも悲しいことも、すべてが愛しい感情で、みももたちがそれを教えてくれます。一緒に歌を歌って、楽しんでほしいです。人を傷つけない、優しい物語が届くことを祈っています」とコメント。
目次は「この作品のテーマは『種』です。どんな大きな木も、始まりはほんの小さな種です。子どもたちも同じで、体は小さくても、大人の想像をポーンと超える、大きな可能性に満ちています。私ができることは、一回一回、心を込めてお水 をあげることだと思い、取り組んでます。もうひとつのテーマは『多様性』です。他人を認めることは、自分を認めることにつながります。つい人と自分を比 べてしまいますが、『ちがっててもいいんだ!』と、子どもたちが自分のことをどんどん好きになれる、そんなお話を作っていきたいです」と意気込みを語った。
またキャラクターデザインを手がける大畠雅人は「人形劇のキャラクターデザインをさせていただくにあたり、一番気を付けたことは『子どもたちにとって親しみやすいこと』でした。今回、番組のぬいぐるみ人形劇で初めて植物のキャラクターがいたり、架空の生物である河童がいたりと、キャラクター造形的にも多様な表現になっています。子どもたちがそれぞれのキャラクターを本当の友達のように思ったり、自分の気持ちを重ねたりしやすいようになるべくかわいく、またその中にもそれぞれのキャラク ターの個性が出るようにしました。子どもたちの成長の記憶の中に、『ファンターネ!』のキャラクターたちが寄り添う事ができればこの上なく幸せに思います」と思いを語った。
新人形劇「ファンターネ!」を含む2022年度の「おかあさんといっしょ」は、4月4日7:45に放送スタート。
NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」
月~土曜 7:45~8:09
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【会見レポート】「おかあさんといっしょ」の新人形劇「ファンターネ!」原案・作は松居大悟&目次立樹 https://t.co/w0Tvqs1bxN