コマンダンテ石井・コロチキ西野・BKBが演劇の脚本に初挑戦「きょうのよるあいてる？」

「『きょうのよるあいてる？』～三者三様の芸人が織りなす、三つのショートドラマ～」が、2月10日から13日まで東京・新宿シアタートップスで上演される。

「きょうのよるあいてる？」では、コマンダンテの石井輝明、コロコロチキチキペッパーズの西野創人、バイク川崎バイクの3人が初めて演劇の脚本を担当。またスペシャルアドバイザーには、カムカムミニキーナの松村武がクレジットされている。なお本公演は昨年5月に実施予定だったが、新型コロナウイルスの影響により中止となっていた。

石井が脚本・演出を手がける「4人目」には、ライスの関町知弘、遊佐亮介、ひょっこりはん、西野が脚本・演出を手がける「変」には、相楽伊織、贅沢貧乏の青山祥子、森公平、高須賀浩司、バビロンのノリ、バイク川崎バイク脚本・演出による「ちょっと聞いてさっき死んだんだけどさ」には、まつきりな、悪い芝居の中西柚貴、サルゴリラの児玉智洋が出演する。

チケットの一般販売は1月16日10:00にスタート。

石井輝明 コメント

モテない男というのは、悲しい人生を送っています。今回の主人公はモテない男3人組。彼らはなぜモテないのか。

モテないことで、なぜ辛い思いをしなければいけないのか。モテない日々は彼らをよりモテない男にしていく。これは実話をベースとした、モテない男たちが、モテないことから脱却するために奮闘する姿を描いた感動作。になればいいと思っています。

西野創人 コメント

カフェでお茶をする女性2人の何気ない会話から始まります。28歳の美保が最近思うことは「世の中に変な人が多すぎる」ということ。最近遭遇した変な人の話を友達の葉月としているんですが、話が進むにつれて、美保の中での「変」が分からなくなってきます。僕自身も思うのですが、そもそもどこからが「変」でどこからが「変」じゃないのか。もしかして「変」と思っているものは他の人から見ると「変」じゃない可能性があるのか。「変」を考えれば考えるほど「変」とは何か分からなくなる。そして「変」についてここまで考えること自体が「変」ではないのか。というかこの文章自体が「変」かもしれません。とにかく初めての脚本なので「変」な物語かもしれません。どうなるか分かりませんがとにかく楽しみです！

バイク川崎バイク コメント

人は死んでも、実は耳だけは聞こえてる、みたいな話ありますよね。主人公の29歳のOLチカコがそれを皆さん？に伝えるところから始まります。明るく元気に伝えます。死んでるのですが。元々はBKBが出版させてもらった50ストーリーのショートショート小説集の1ストーリーでした。中でも好きなお話だったので、実際のお芝居として見れることがほんっとBKB（バリ感慨深い）です！ すすす！

松村武 コメント

ジャンルを越境するってことは未知の可能性の宝庫です。旬の芸人さん達が、演劇づくりに初挑戦。これはきっとここから何かが変わる予兆になります。アドバイザーとして具体的に何ができるかこれも未知ですが、例えば美容師さんのように、3人のやりたいことのイメージを整えていく役割を果たせたらと思っています。